明日の記憶

明日の記憶

荻原浩「明日の記憶」を読んだ。

若年性アルツハイマーと闘う家族の物語。
追体験っていうんでしょうか、読んでてちょっと苦しくなる。自分にこんなことが起きたらどうするだろう…と、省みる機会を作ってくれた。

つまり素直に読書したってことか。良いことである。

 
まあ、エンターテインメントってわけじゃない。
ハッピーエンドは待ってはいない。じわっと苦いラスト。これから大変なんだろうなあと予想させる。

 
これで山本周五郎賞を受賞か…そうですかそうですか。
しかしそれにしても、自分にこういうことが起きたらどうするだろう…そればかり考えさせられた。

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