明日の記憶

明日の記憶

荻原浩「明日の記憶」を読んだ。

若年性アルツハイマーと闘う家族の物語。
追体験っていうんでしょうか、読んでてちょっと苦しくなる。自分にこんなことが起きたらどうするだろう…と、省みる機会を作ってくれた。

つまり素直に読書したってことか。良いことである。

 
まあ、エンターテインメントってわけじゃない。
ハッピーエンドは待ってはいない。じわっと苦いラスト。これから大変なんだろうなあと予想させる。

 
これで山本周五郎賞を受賞か…そうですかそうですか。
しかしそれにしても、自分にこういうことが起きたらどうするだろう…そればかり考えさせられた。

関連記事

長崎乱楽坂 吉田修一「長崎乱楽坂」を読んだ。 実に吉田修一的だった。 これは代表作っぽいんですが、題名が面倒くさそうなので(なんという偏見)、読まないでいた...
手紙 東野圭吾「手紙」を読んだ。 なかなかの力作。一気に読んでしまった。仕事の行きと帰りの電車の中で読むのだけど、ずばり行きと帰りでほとんど読み終え...
ビター・ブラッド 雫井脩介「ビター・ブラッド」を読んだ。 実に、実に、雫井脩介っぽくない作品だった。 刑事小説というか警察小説というか、何ていうんだろうデカ・ザ・...
初恋温泉 吉田修一「初恋温泉」を読んだ。 この作者の本には基本的に外れが少ないと思う。 これもさらっと読める軽いものだったけど、良い作品でした。 い...
メリーゴーランド 荻原浩「メリーゴーランド」を読んだ。 なんだかんだ言って荻原浩を読みまくっているな。 不思議だが…なんだろう。正直、傑作ぞろいだとは思わないけれ...
ゲーム開発最前線『侍』はこうして作られた―アクワイア制作2課の660日戦争... 「ゲーム開発最前線『侍』はこうして作られた―アクワイア制作2課の660日戦争」を読んだ。 これは面白いですね。 アクワイアのホームページを見ると...