コングレス未来学会議

コングレス未来学会議

「コングレス未来学会議」を観た。

The Congress

ロビン・ライト主演。ほかにハーベイ・カイテルとポール・ジアマッティ、ダニー・ヒューストン。
原題は「The Congress」だが、これは会議という意味だ。だから邦題は「会議未来学会議」となりよくわからない。単純に「未来学会議」ではダメだったのか?

「戦場でワルツを」のアリ・フォルマン監督作だ。だからなのか、後半はアニメで展開される本作。ロビン・ライトが本人役で主演しており、どこまでリアルなのか境目がわかりにくい設定だ。

2014年、ハリウッドは俳優の身体をスキャンしてCGで演技させることを可能にした。落ち目になってるロビン・ライトにもその契約が持ち掛けられる。子供の難病治療に腐心していたこともあって、ロビン・ライトは契約することにする。そのかわり、もう映画に出演することは出来ない。
そして20年が経ち、契約更新のためにある会議に呼ばれたが…という話。

前半はSFっぽいハリウッド風刺的な話が実写で進む。全身をスキャンしてCGで俳優を演技させられるっていうのが実現してて、多少はバグがあるけれども見た目はほとんどわからない。ありそうな世界である。
しかしこの映画の本題は後半であって、そこでは絢爛サイケデリックなアニメーションで進行するのだ。かなりとんがった世界観で、正直なところ難解でもある。
20年後に会議に呼ばれて警備員に「ここから先はアニメーションでないと入れませんのでこれ飲んで」と薬を渡されて、飲んで、なんのこっちゃと思ってたら一気にアニメ世界に突入ですよ。「戦場でワルツを」を未見なので非常に驚いた。その時点では驚きつつも期待したが、ただただ難解な世界観が続き、かなり退屈だった。

アニメから現実に戻る瞬間があるがそこが残酷でもあった。ドラッグムービーじゃないかと思えた。
よくもまあロビン・ライトがこの作品の主演になるものだと思える。キャスト陣は悪くないが、なぜにこんな退屈で難解な作品になるのだと。

あうあわないの問題だと思うので、この実験作に挑むのも悪くないと思います。
普通の映画は観たくないと思う人はぜひ。

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