ピクセル

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「ピクセル」を観た。

Pixels

パックマン、ギャラガ、ドンキーコングなど懐かしいゲームのキャラクターが登場する、オッサン向け映画。アダム・サンドラー主演。

アダム・サンドラーは子供の頃にアーケードゲーム全盛期で、ゲームの腕を磨いて世界大会に出場。惜しくも敗れたものの栄光の日々。でもその面影を引きずりながら今はパッとしない毎日。
友達だったケヴィン・ジェームズは今はアメリカ合衆国の大統領になっている。ある日、宇宙から異星人が攻めてくる。が、その方法がテストじみていてオールドゲームのクリアを促すものだった…という話。

どうしてそういうルールの戦いに引きずり込まれたかは強引ではある。とにかくこの作品のルールとして、ギャラガやパックマンなどが巨大かつ立体化されたアトラクションを勝ち抜けということになった。見た目は派手になったが、攻略のアルゴリズムは変わらず、そのため子供の頃にチャンピオンだった男たちが立ち上がるのだ。世界の運命を背負って。

あと、ミシェル・モナハンが子供のいるシングルマザーかつ軍の中佐として出てきてアダム・サンドラーとそっち方面のエピソードを担当する。ミシェル・モナハンてシングルマザーが似合いすぎると思うんだがそのあたりどうなんだろう。

それにしても変わった世界観だ。主人公の友達が大人になると合衆国大統領になってるっていうのが、もう新しすぎると思った。これだったら何でもできるじゃないかと。最終的には大統領も一緒に戦うしな。

全体的にバカバカしく、しかしトリビア満載の映画。権利関係の調整は大変だったのだろうなと思うし、本来はここに収められるべきキャラクターがたくさんいたはずだ。
パックマンが盛大にリスペクトされているし、その生みの親本人もカメオ出演していたりする。
「ドージョークエスト」のレディ・リサ(演じるのはモデルのAshley Benson)が現実に登場して華を添えるシーンがあったが、この「ドージョークエスト」は映画オリジナルの作品で、まるで過去にそういうアーケードがあったかのように潜り込ませている。できればメトロイドのサムスとかで何とかならなかったかと思う。

全体的には軽快だが、主演のアダム・サンドラーが良くないと思った。アダム・サンドラーはポテンシャル悪くないはずなんだが出る作品どれもこれも燻って見えるのはなぜだろう。まったく覇気が感じられない。癖者俳優のピーター・ディンクレイジ(小人症の俳優。この人はホントたくさんの映画で見かける)の気迫のこもった演技に比べて何だろう。

あとピーター・ディンクレイジの吹き替えが神谷明で、映画中で勝手に(?)「シティーハンター」や「北斗の拳」の世界観を持ち込んでいた。あれはいいのかよと思いつつも最高の吹き替えだった。この作品はぜひ吹き替えで観るべき。

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