「アストロノーツ・ファーマー 庭から昇ったロケット雲」を観た。
ビリー・ボブ・ソーントン主演。ほかにヴァージニア・マドセン、Max Thieriot、J.K. Simmons、そしてブルース・ウィリスがカメオ出演なのだが、わりと出番多い。
元々軍人で、宇宙飛行士を夢見ていて、でも農場を継いでオジサンになったビリー・ボブ・ソーントン。でも夢はあきらめず、自宅でコツコツとロケットを作っていた。資金的にショートするが、そのへんは適当に無視してロケットを完成させたのだが…という話。
そんなわけで、話はトンデモ系であるが、家族の支えとかは結構まともで、また長男がよく出来た子で、そのへんのアンバランスさ(全体的にはむちゃくちゃな話なんだけど、ディティールはわりと手堅い)の妙なのか、観ててふつうに面白い。ブルース・ウィリスが出てきてからは、これは逆アルマゲドンじゃないかと思えたけど。
しかし、宇宙に行くかねえ… なんというストーリーなんだ。いくらなんでもなあ。
なんか「宇宙に行くって夢があるよね!」というプロパガンダ映画なんじゃないかとさえ思ってしまった。時代的に。
アストロノーツ・ファーマー/庭から昇ったロケット雲 [DVD]