東野圭吾「手紙」を読んだ。
なかなかの力作。一気に読んでしまった。仕事の行きと帰りの電車の中で読むのだけど、ずばり行きと帰りでほとんど読み終えてしまった。
話の内容を詳しく書くとよくないと思うが、とにかく主人公の運命というか生き方に、ぐいぐい惹きつけられるものがあった。ちょいと途中から昼ドラマのようになったかもだが。でも昼ドラマの魅力が詰まっている感じでした。
最後、そんなに綺麗にまとめなくても・・・と思った。もっと救いがない感じでもいいのにと思った。
文庫であれば読んでいいと思います。感動作ではあると思いますよ。泣きはしなかったが。
どちらかというと筆力に感心した。
手紙 東野 圭吾 by G-Tools |