ノック・ノック

「ノック・ノック」を観た。

2015年の作品。キアヌ・リーブス主演のサスペンス。共演にロレンツァ・イッツォ、アナ・デ・アルマス。実質メインパートではこの3人だけ出演のようなものだ。
キアヌ・リーブスとアナ・デ・アルマスは翌年発表の「エクスポーズ 暗闇の迷宮」でも共演。

建築家のキアヌ・リーブスには芸術家の妻と子供2人。広い邸宅にリッチに暮らす。週末を妻と子供たちが旅行で出かけキアヌ・リーブスが留守番となった夜、大雨のなか2人の若い女性が訪問してきた。パーティに行くはずが迷ってしまい途方に暮れているという。優しいキアヌ・リーブスは家に入れてあげて車を呼んであげようとするのだが…という話。

不自然なほど2人の女性はキアヌ・リーブスに接近する。何か企んでいるのは明らかだがキアヌ・リーブスは若くて魅力的な女性に陥落してしまう。そして翌日からとんでもない目に遭う。ロレンツァ・イッツォが頭脳担当、アナ・デ・アルマスが体担当みたいな感じ。
妻の芸術作品にイタズラ書きが始まるあたりで、「ああ、これはもうトコトン行くところまで行くのだろうな」と予想された。もう一線を越えてしまった感が凄く出てました。

観終わって、とてもやるせない気持ちになったというか、これはひどい後味だなと思った。
話としては面白くもないけれど場は絶えずスリリングであった。演者にも魅力はあった。でも何だよこの話…という気分にさせられる内容。

キアヌ・リーブスは製作も兼ねているからか非常に熱演。終盤近くで感情を爆発させるところで、「何で俺を殺すんだよ!」とキレるところ、いちいちもっともだと思いました。本作では序盤の謎めいたエロティックサスペンス的な風合いと後半のサスペンスが味付けがめちゃくちゃ違う。やることやって、何でこんな事態になっているのかと思った。

理不尽だなあという作品を観て理不尽な気分にさせられた感じ。面白くないってことじゃないんだけどね。

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