偶然の旅行者

「偶然の旅行者」を観た。

ウィリアム・ハート、キャスリーン・ターナー、ジーナ・デイヴィス。いずれも昔っぽさを感じさせるキャスト。これ1988年の作品なんですね。もう20年以上も前か。

なんかよくわからんかった。
ウィリアム・ハートとキャスリーン・ターナーが夫婦で、子供を事故で亡くしてしばらく経って、まあそれが遠因となってキャスリーン・ターナーが離婚しましょう別居しましょうと言い出して、それでウィリアム・ハートは困ってしまうんだが、近所のペットショップのジーナ・デイヴィスが言い寄ってきて、それでなんとなく関係を結んでしまうんだが、なんか踏ん切りがつかず、やっぱりキャスリーン・ターナーのところへ戻って、それでジーナ・デイヴィスが私を捨てるの!?的に追いかけてきて、それでウィリアム・ハートはやっぱりジーナ・デイヴィスを選ぶ。

なんかグダグダしたストーリーが進んで、いったい誰を応援していいかわからんし、話がどうなってほしいのかもはっきりしない。もやもやする。ついでに言うと、ひどく眠気を誘う。

巨匠と言われるローレンス・カスダンの冴えまくった演出のせいでしょうか。もう眠くて眠くてしょうがなかったよ。

ウィリアム・ハートってレイフ・ファインズみたいに「何を考えてるかわからない」顔である。キャスリーン・ターナーの内面の表現もはっきりしないし、ジーナ・デイヴィスは美人役なんだが、あの格好はなんだよという感じでして…
もうどのへんを評価していいかよくわからない。

しかしこれでジーナ・デイヴィスは助演女優賞を受賞してるんですか。
それはとっても驚きだ。これのどこが??というくらい、ただ台詞を読んでるだけって感じでした。

 
うーん、つくづく微妙だったなあ。最後、ウィリアム・ハートが出会った少年(が、もし自分の息子が生きてたらこんな感じだったなあというシーン)を見つめる顔くらいだよなあ、緊張感があったのは。

 
1988年(第61回)アカデミー賞
作品賞ノミネート
助演女優賞受賞(ジーナ・デイヴィス)
脚色賞ノミネート