リプレイ

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ケン・グリムウッド「リプレイ」を読んだ。

もともと、どんなメディアであろうと時間軸を捉えたものが大好きで、映画なら「バック・トゥ・ザ・フューチャー」が一番好きだし(これが面白くないという奴は前へ出ろ)。

何か良質な小説はないものか?と検索すると、これが一番でしょうという声が多く、さっそく図書館にあるのかどうか調べる。ネットから蔵書を検索できるので非常に便利だ!

ちゃんとあった。ということで借りてきて読んだ。というわけである。

どんなお話かというと、本の裏に書いてあるのをここに書かせてもらうと・・

ニューヨークの小さなラジオ局で、ニュース・ディレクターをしているジェフは、43歳の秋に死亡した。気がつくと学生寮にいて、どうやら18歳に逆戻りしたらしい。記憶と知識は元のまま、身体は25年前のもの。株も競馬も思いのまま、彼は大金持ちに。が、再び同日同時刻に死亡。気がつくと、また—。人生をもう一度やり直せたら、という窮極の夢を実現した男の、意外な、意外な人生。

ほほー面白そうですね。

いや、実際面白かったよ。まあめちゃくちゃ面白かったとまでは行かないけど。
主人公は、人生を本当に何度もやり直すのである。最初は富豪になってハッピーになって、それでまた死んでやり直しになって・・・それでもう嫌気がさしてやけっぱちになったところに、記憶にない聞いたこともない映画に出会って、それが素晴らしいのだがスタッフにスピルバーグとかルーカスがいたりして、この映画の仕掛け人も主人公と同じようにリプレイする人じゃないのか?てところなんて面白くなっていく。

でも、その合い間が長い。短編小説だったらちょうどいいのかな・・・とは思った。

ただ、ラストに向かっては良かった。だんだん逆戻りする時期が遅くなっていく。死んだら数分前に戻ってまた死んで、というたたみかけるところは面白かった。

どうでしょう。H.F.セイントの「透明人間の告白」が、「本の雑誌」が選ぶ30年間の第一位に選ばれたということですが、俺は学生のときに読んで、確かにやたらと面白くて感動したのだが(チェビー・チェイスの映画もわりと良かったなあ)、そのときの面白さを超えるわけではなかった。

ということですので、「リプレイ」よりも「透明人間の告白」の方がおすすめです。時間軸はまったく関係ないが。

 

透明人間の告白〈上〉
H.F. セイント H.F. Saint 高見 浩

透明人間の告白〈下〉 影武者徳川家康〈上〉 影武者徳川家康〈下〉 影武者徳川家康〈中〉 風の博物誌〈上〉
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