「ストレンジャー・コール」を観た。
いやーこれはびっくりな映画でしたよ。
こんなひどいのも久しぶりだ。まあ最近はなかなか当たりは少なくなってるが。
そもそも、いつもレンタルされてるなあという印象のある映画だった。
近くにはジョン・キューザックの「ザ・スナイパー」があり、それもいつもレンタル中。
どうも回転率が高いらしく、こういった種類は劇場未公開か単館上映かともかく地味だけど面白い映画なのかもしれない、と賭けたわけだ。
それで観てみた。
見事に裏切られた。驚いた。
えーとですね、主人公の女の子がベビーシッターのアルバイトで豪華な屋敷に行くんだが、そこで留守番してると電話が鳴る。
それから気味の悪い電話攻撃が続いて何か不気味で、どうなるんだろうなあって感じで話は進む。
というわけで、後半というかクライマックスに至るまで、気味が悪いだけで何も起こらないのです…!
ただ主人公の女の子が怯えてるだけで、話が進展しないのだ。
それで、とってつけたようなラストがやってきて(一応事件も起こって解決するんだが、そもそもどうして事件が起こったのかよくわからない)、それで「ああ怖かったけど助かったわ」的な主人公の女の子。
何だったんだ!
これは何だろう。もしかしてティーンアイドルのPVみたいなもんだろうか。
ひどいもんだった。これは観てはいけません。