マージン・コール

マージン・コール

「マージン・コール」を観た。

Margin Call

面白そうな感じがしないでスルーしてたが、これアカデミー脚本賞のノミネートなのですね。
ケビン・スペイシー、ポール・ベタニー、ジェレミー・アイアンズ、サイモン・ベイカー、スタンリー・トゥッチ、デミ・ムーア。そして「HEROES」や「スター・トレック」のZachary Quintoと、なんだか渋すぎるキャスティング。地味といえば失礼かもだが、なんだか旬を過ぎてるような人々…いや実力者たちの結集した作品。

リーマン・ブラザーズの破綻に関する話をモデルにしている。リスク調査によって、これはとんでもない損失が発生するようだとわかり、急ぎ対応に追われて集まる人々だが、もうどうにもならず、大変な事態が起こるとわかっててある手段に出るのだった…というような話。
サブプライム商品が埋め込まれた投資案件を抱えてしまったことで倒産に至る直前のリーマン・ブラザーズの内幕が描かれるというような趣向だ。最終的に世界恐慌が起こるという確信犯でいることで終わるのが衝撃的だったのだろう。

この作品、力作だと思うし演出も骨太ではあったと思う。
でも、事情背景を知らないで見ると、さすがにわかりにくいんじゃないかとか、説明不足なんじゃないかと思えた。まあそういう人はこれを観ないでしょうが。
誰が主役なのか、誰を追えばよいのかがわかりにくかった。デミ・ムーアが何故にキャスティングされてるんだろうとか、ジェレミー・アイアンズは本当にふてぶてしいなあとか、色々と発見もあった。

 
2011年(第84回)アカデミー賞
脚本賞ノミネート

 
マージン・コール [DVD]
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