ジェイソン・ボーン

「ジェイソン・ボーン」を観た。

ボーン・レガシー」が間に挟まってしまったが、「ボーン・アイデンティティー」から始まるシリーズ最新作だ。
脚本監督にポール・グリーングラスが復帰し、主役もマット・デイモン。ニッキーことジュリア・スタイルズも復活。新たに登場するのはトミー・リー・ジョーンズ、アリシア・ヴィキャンデル、ヴァンサン・カッセル、リズ・アーメッド。

アイデンティティー、スプレマシー、アルティメイタムの3作でジェイソン・ボーンの失われた記憶が修復して経緯も明らかとなるが、でもアイデンティティーは失われずに巨悪に屈することなく終わった。
ここで続編が作られずレガシーで新シリーズというかリブートでいい感じかと思いきや、まさかの続編である。

これまでの経緯をさらに大きくひっくり返すかのような風呂敷の広げ方とかアプローチに正直なところ「ややこしいな…」と思わずにいられない。ニッキーの末路も何だかだ。アイデンティティーから既に15年近く経過している。マット・デイモンとジュリア・スタイルズは随分と加齢していた。

アリシア・ヴィキャンデルは何かあるんだろうかと思わせておいて、最後にはただの野心家でマット・デイモンに出し抜かれたり、トミー・リー・ジョーンズが自ら陰謀を積極的にかきまわしたりと、脚本上の駒の使い方が雑だなあと思わなくもない。雰囲気は抜群にいいんだが眠たくなるというか。アクションも少なめだし、そのアクションもどこかで観たような場面だった。同じようなカーチェイスやってるなとか。

やはり監督ポール・グリーングラス、脚本トニー・ギルロイのコンビで成功させてきたシリーズを、レガシーと本作で分裂してしまったのは非常にもったいないと思えるし、実際に本作にデメリットが現れていたと思った。

面白いことは面白いんだが、なんだかもったいない。そんな感じ。
しかしヴァンサン・カッセルは色々と出演してるねえ。

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