「ポンペイ」を観た。
「バイオハザード」のポール・W・S・アンダーソンによる最新監督作。大型作品である。
105分とやや短めの作品だが、本作は「タイタニック」の構成に則ったものだ。しかし評判はよくないようだ。
貴族の娘と庶民の男が、二人の間にある見えない障壁を乗り越えようとする。そこにめちゃくちゃデカめの災害がどかーんとやってきて、周りにいた嫌な奴も死んでいくなか、最後の最後に主人公たちだけが残り、しかし悲劇に終わると。
この構成どおりに進んでいて「タイタニック」であろうと「ポンペイ」であろうと同じなのだ。「ポンペイ」も相当のCG迫力があってスケール感もかなりのものだ。火山が噴火して街が最後に破壊されていく様は凄まじい地獄絵図である。
そこまで評判悪いもんかな?と思った。やっぱり「タイタニック」構成は王道だと思う。あえて言うならば主演の二人が誰なんだ的なのが強すぎるのだろうか。エミリー・ブラウニングって顔が四角いなあとか。
火山が噴火するまでが長めですが、そこまにもエピソードが色々あるのも「タイタニック」と同様。悪くないと思った。キャリー=アン・モスが脇役にまわるのだなあ。
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