「アナザー・プラネット」を観た。
なかなか面白かった。ジャケット観てこれ面白そうだなあと思って観て面白かったのって、そんなに無い気がする。
主演の女優はちょっと存じ上げないが、売れていただきたいものです。
空に別の地球が出現している現代が舞台。その地球はCG処理なのだろうが実に自然である。こういうCGを前面に押し出してこないSFってとてもいいと思う。でも車の衝突とかはちゃんとCGが生かされて。
謎なんだが地球そっくりの地球が浮かんでいるのだ。人々は、あれ何だろうなあって感じの世界。そんなときに大学入学目前だった主人公の女性が事故を起こしてしまう。服役して数年して出てきた。しかし無気力になってしまっていた。それで事故の遺族となった男(これがMatthew-Lee Erlbachで、「LOST」他、いろんな作品で見かける)に接触する。
そんな中、女性は「向こうの地球」に旅する権利に当選するのだが…という話。
派手にSFしたシーンは出現しないで、むしろ魂の再生のジャンルにあたる映画だ。だけど舞台はSFで不思議な世界観。
悪くなかったと思いますよ。演出も丁寧で。最後の後味もピリッとしてたし。
お薦め。
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