「告発のとき」を観た。
観るのは2回目。前に観たのは5年前か。ポール・ハギス監督脚本作。
前に観たときとほぼ感想同じかなあ。キャスト豪華なんだけど群像劇ってことではなく雰囲気映画。そしてアメリカの抱える戦争という大義を真正面からとらえようとした意欲作であろう。戦争反対とまで言わないが、沈黙ののろし的な。戦争の光と闇の闇のほうに思いっきり切り込んでいく的な。
トミー・リー・ジョーンズ、シャーリーズ・セロン、スーザン・サランドン、ジェームズ・フランコ、ジョシュ・ブローリン、ジェイソン・パトリック、そして驚きのフランシス・フィッシャー。
全編にわたり言葉少なく進みます。雰囲気映画。緊張感はけっこうある。殺害現場の重苦しいこと。トミー・リー・ジョーンズの追跡能力。シャーリーズ・セロンはああいう格好でいても目だってしまう。フランシス・フィッシャーにはびっくりした。
面白いかというと微妙です。重苦しいドラマ作品である。泣けはしないけど観ておく一作である。でも「クラッシュ」を観てないならそっちを観たほうがいい。
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