メリーゴーランド

荻原浩「メリーゴーランド」を読んだ。

なんだかんだ言って荻原浩を読みまくっているな。
不思議だが…なんだろう。正直、傑作ぞろいだとは思わないけれども、「世の疲れたお父さん」をターゲットにしているような気がする(そんな作風だと感じる)。なのでしてやられている。ニコチン中毒みたいな…

公務員がさびれたテーマパークを復活させようと頑張る話。

 
「神様からの?」でも思ったけれど、この人の書く、「救いがたいトップ」のデフォルメはすごいと思う。
実際にこんな人がいたら悲劇だなあと思うけれど、実際ごろごろいるのでしょう。

この作品の中でも「いかがなものか」「前例がない」といった救いがたい言葉を口にする人々の前で、主人公はすこーしずつキレていくのである。

途中、暴走族あがりの人たちがテーマパークの改築に取り組んでいるところにやってきた主人公は、「ここに来るとひとまずほっとする。彼らは動いているから」というような記述がありましたが、激しく共感できてしまうくだりだった。

ほら絶対サラリーマンをターゲットにしてるって。

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