ヤング・アダルト・ニューヨーク

「ヤング・アダルト・ニューヨーク」を観た。

けっこう面白かったなあ。
脚本監督は「イカとクジラ」「マーゴット・ウェディング」のノア・バームバックだ。

出演はベン・スティラー、ナオミ・ワッツ、アダム・ドライバー、アマンダ・サイフリッド、そしてチャールズ・グローディン。
ドキュメンタリ映画をつくりつつ講師業で生活しているベン・スティラー。妻のナオミ・ワッツは伝説のドキュメンタリー映画作家チャールズ・グローディンの娘。二人は子供を作らず自由な生活を楽しんでいる。
だが懇意にしている夫婦仲間は子供が出来てそっちにテンションが高くなり、その悦びを観るにつけ何だか自分たちに焦りの感情がほんの僅かだが生じた。

そんな時に知り合ったアダム・ドライバーとアマンダ・サイフリッドの若い夫婦。彼らはデジタル・ネイティブだが逆にアナログな生活を楽しみ、ライフスタイルもとても洗練されている。この二人に感化されたベン・スティラーとナオミ・ワッツは自分たちの歳に抗うように接近していく。そして…という話。

自分たちより10も20も若い人たちのカルチャーに身を置いて「俺はまだ年寄りじゃない」と抗うような前半も面白いし、後半になってドキュメンタリとは何かというストーリー性も加わってくる。前半だけでも面白いが後半も面白い。不思議な作品。

しかしチャールズ・グローディンには驚いた。最初わからなかった。約30年前、1988年の「ミッドナイト・ラン」のあとも出演作は続いたようだが90年代後半からは目立った活動はない。凄い老人風になっていた。

話のほうはクライマックスにて「水清ければ魚棲まず」そのまんまみたいな終わり方をするので、ややほろ苦い。
100分弱ながら、けっこう見どころ詰まってたなという感じ。アダム・ドライバーは「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」では何だろうあの顔のデカさと驚いたものだが本作でもやはり顔のデカさに驚いたのである。アマンダ・サイフリッドはあまりに脇役すぎだ。ナオミ・ワッツも脇役だったなあ。

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