「マイアミ・バイス」を観た。
あんまり話題にならなかったような…なぜでしょう。
マイケル・マンの映画である。良くも悪くも、マイケル・マン臭がぷんぷん。やたらと登場人物が多く、なーんとなく遠くにBGMが聞こえて、シーンごとに色がついてて、しょっちゅう手ブレなカメラで、そして銃撃シーンはリアリズムで。
不思議なもんだが、のっけから「ああ、マイケル・マンの映画だなあ」と安心してしまうのである。
好きなのかもしれない。
面白いかっていうと微妙だし、あんまお薦めするほどでもない。まあ「ヒート」で大甘になっちまってるからなあ…仕方ないのか。
しかしジェイミー・フォックス(アカデミー賞を受賞後ですか、これは)の、人質奪還シーンは素晴らしかった。
実に映画的でした。あそこはお薦めできる。マイケル・マン・ミーツ・ハリウッド。
それにしてもあんま話題にならなかったな。気の毒なくらい。
マイアミ・バイス (ユニバーサル・ザ・ベスト第8弾) コリン・ファレル.ジェイミー・フォックス.コン・リー マイケル・マン by G-Tools |