「海を飛ぶ夢」を観た。
ハビエル・バルデム主演のドラマ。若くして半身不随になった男が、尊厳死を求めて最後は自殺するという話。
重い。
そのずっしり感でアカデミー外国映画賞を受賞。
ハビエル・バルデムは年齢不詳だが、若いときと老人のときと違和感のない存在感だった。
映画全体が穏やかに死に向かっていく話なので、わりと淡々としている。そしてかなり眠くなる。あまり体調よくないときに観るとすぐ寝てしまうだろう。まさに題名通りに、鳥のように飛翔して海を超えていくところ、バックには荘厳はオーケストラミュージックが流れ、相当に眠くなる。そういう場面が満載であり、正直なところもう少しメリハリある場面展開をお願いしたかったが、そうもいかないのだろう。
まあ悪くないと思うんですが…わりとアカデミー外国映画賞の受賞作品は当たりが多いと思っているので進んで観るようにしてますが、時々すさまじく眠くなる映画もまじっているということだ。と思った。
いや、優れた作品だと思いますよ。
海を飛ぶ夢 [DVD]
アレハンドロ・アメナーバル
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