リチャード・ニクソン暗殺を企てた男

「リチャード・ニクソン暗殺を企てた男」を観た。

以前に観たことある。その時は面白かった感想。今回も同様に面白かった。もうショーン・ペンが素晴らしいし、周囲のナオミ・ワッツ、ドン・チードルも素晴らしい。

1974年、リチャード・ニクソンの暗殺を試みた男の話。ショーン・ペンはセールス職についていたが嘘を言うことが出来ないと悩み、セールスの成績は上がらない。別居中のナオミ・ワッツとの関係を修復できる見込みも立たず、追い詰められていく…という話。

ドン・チードルと組んでタイヤ販売の事業をもくろむ。融資の申し入れをするが審査に通らない。前半は自身の性質により社会のレールに乗れない男が描かれていて悲哀を感じさせるも、中盤までのナオミ・ワッツに執拗に迫ったり仕事の邪魔をしたり、融資の審査に焦れていたり、髭をそれないとゴネたりするあたりでは正直イライラさせられる。この時点で誰もショーン・ペンの味方をしないのではと思わされる。酷な演出なのである。
終盤になりニクソン暗殺のためにハイジャックを試みるところでいよいよ他人に危害を加えるのだ。さらに酷だ。

前に観たときも思ったが、これは「タクシードライバー」だなということだ。ロバート・デ・ニーロにも同情できないが、ショーン・ペンにも同情しづらい。本作のほうが追い詰められていく描写がしっかりしていたと思う。とにかくショーン・ペンが素晴らしい。

観る人を選ぶかも。でもお薦め。

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