ペイチェック 消された記憶

「ペイチェック 消された記憶」を観た。

Paycheck

ベン・アフレックとユマ・サーマン。あとアーロン・エッカートとかポール・ジアマッティとか。
原作はフィリップ・K・ディック。監督は何故なんだのジョン・ウー。ほんと、何故なんだ。

話のほうは、フリーの?エンジニア、ベン・アフレックはライバル会社の商品をコピーしたりして(少し良くしたりして)出し抜くようなことを会社に依頼されて仕事する。数日とか数週間、そういう仕事をして、仕事が終わったらその記憶を消す。確実な秘密保持契約という感じの。
で、友人(なのか?)のアーロン・エッカートから依頼されて3年という長い期間の仕事をすることになる。なんかいかがわしいが、報酬に惹かれて引き受けるベン・アフレック。で、じゃあ仕事はじめましょうとなって、一瞬で3年後になるわけだ。だが、そこには陰謀が計画されていて…というような話。現実の崩壊といった風で同じ原作者の「トータル・リコール」というところに似てなくもない。ここでは自分が実際にやったことを忘れているわけで、何を自分はしたのかという謎解きがメインになる。

しかも、自分が自分に残したアイテムがいくつかあって、それを使ってピンチを切り抜けていくという展開。

なんかワクワクしてくるはずだ。それなりにワクワクするが、弾むようなワクワクじゃない。なぜだろう。

多分、ベン・アフレックが自分に残したアイテムで、「必ず切り抜けられるんだろう」という安心感があるからではないか。
あと、ユマ・サーマンが若干乾燥肌っぽいからだろうか…?

それにしても自分に残すアイテムで(そういえば、あのレンズみたいなのをどこで使ったんだっけ)、ひとつ疑問だったのは、本来であればそのラボに入場する際に預けたものであって、記憶を消して出てきたときに戻してもらえる趣向なのだから、そこのアイテムを変更するなんてことがそもそも何故許されるんだろうということだ。
そんなこと、「まあ、このアイテムなら問題ないだろう」とか判断入れるんじゃなくて、「入ってきたときと同じ状態で返さなきゃダメ!」という決まりで押し切れないのは何故だ。

とまあ、そういうことはともかく、ポール・ジアマッティがなんかやってくれそうな顔をしておきながら、何もやらないのが残念なところだった。しかしポール・ジアマッティって色々出てますね。