ブルックリン

「ブルックリン」を観た。

シアーシャ・ローナン主演。共演にエモリー・コーエン(「ゲット!マイライフ」の主役)、絶好調のドーナル・グリーソン、ジム・ブロードベントなど。アカデミー作品賞にノミネートされたほか、シアーシャ・ローナンは主演女優賞ノミネート。この年に受賞したのは「ルーム」のブリー・ラーソンだ。

1951年にアイルランドからアメリカに渡った女性の物語。
時代は第二次世界大戦の終戦から少し経った頃だが、何の化粧品を使ってるのだとか、デパートで買い物を楽しむだとか、明らかに戦勝国だなあと思わされる場面が随所にあった。「風と共に去りぬ」が1939年制作でカラー作品なのだ。なお「風と共に去りぬ」は日本公開は1952年とのこと。

ブルックリンに住んでデパートで働きながら簿記の資格を取るために働くシアーシャ・ローナン。知り合いになったイタリア系のエモリー・コーエンと仲良くなる。姉の訃報を聞いてアイルランドに帰ることにするが、エモリー・コーエンとの愛を確かめるように急遽入籍してからアイルランドに戻る。戻ってみたら周囲は男とくっつけようと干渉してきてドーナル・グリーソンもいい男だし…と揺れ動いたが、やっぱりブルックリンへ戻りエモリー・コーエンとの愛を育むことにするのだった…みたいな話だ。

正直言うと、シアーシャ・ローナンが結婚したてでアイルランドへ戻り、しかしドーナル・グリーソンと接近していくプロセスのところは「おいおい、いいのかよ」と思った。ブルックリンに戻ろうという機会になったのは地元の意地悪なバイト先店長お婆さんが「あんた結婚してるんじゃないの」と真相を嗅ぎつけたことによるってのも「おいおい、いいのかよ」と思った。
前半の、清廉に頑張って働いて、でも若いから楽しいこともあって…みたいなストーリーから一転して後半は応援しづらい展開になってました。でもあの方がドラマ好きには刺さるんでしょうか。アカデミー賞にもノミネートされたわけだし。

あまり作品賞ノミネートの風格は感じられなかったなあ。1950年代を古き良きと感じる層に絶賛支持されただけじゃないかと思った。
シアーシャ・ローナンはまだ20代前半。若い。

2015年(第88回)アカデミー賞
作品賞ノミネート
主演女優賞ノミネート(シアーシャ・ローナン)
脚色賞ノミネート

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