サラマンダー

「サラマンダー」を観た。

2002年の映画。主演はクリスチャン・ベール。共演にマシュー・マコノヒー、ジェラルド・バトラー、イザベラ・スコルプコ(「007 ゴールデンアイ」のボンド・ガール)、そして序盤にアリス・クリーグ(「サイレントヒル」の狂気の人)など。

ロンドンの地下工事で巨大なドラゴンが見つかりというか目覚めさせてしまい、人類にとんでもない災厄が訪れた。核攻撃をもってしても絶滅させられず、ドラゴンと人類の戦いにおいて人類が怯え暮らす日々が出来上がった。そいで時は2020年。という設定。
「今はこういう設定です」というのを丁寧に描くのではなく、本作では冒頭のナレーションでどんどん説明してしまった。手っ取り早い。

で、クリスチャン・ベールが統制する「おびえ暮らす人々」の住む砦があって、そこにマシュー・マコノヒー率いるアメリカの軍隊ぽい集団がやってきて、ちょっと対立しそうになるもドラゴンを仕留めようと共闘する。
でも仲間を失ったりしながら、最終的には白兵戦でクリスチャン・ベールが英雄になるというような話であります。

こういうポストアポカリプス的な作品で、このキャスティングというのが意外な感じである。が、2002年当時はクリスチャン・ベールは「アメリカン・サイコ」の後、「マシニスト」の前である。マシュー・マコノヒーも「評決のとき」「エドtv」より後だが、ずっと代表作っぽいのに巡り合わず、近作「ダラス・バイヤーズクラブ」以降から急に存在感を増してきているのも事実。しっかり役作りしている感じだし本格出演の一環なのでしょう。

近未来で荒廃した世界でドラゴンかー、と好きなジャンルではないので最初はまったく期待せずに観始めた。しかしワガママ家族がトマトをフライング収穫しに行ってどこからかドラゴンが来る、という緊張感をみせるシーンから「おおっ」となった。なんだか凄くちゃんとしてる。しっかり作られてるねと惹きつけられた。もちろん設定としてはツッコミどころ多数ではある。なんで矢で死ぬんだとか。空中から網で捕まえるのかよとか。

あと風景が実に「スカイリム」であったなあと思った。荒廃した土地に砦があって、ドラゴンがぶわーっとブレス吐いて。
主人公たちは中世風ではないものの、凄く「スカイリム」だった。ドラゴンの造形も良く出来てましたね。

でも何でサラマンダーっていう題名になったのだろう。よくわからない。

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