「ヒステリア」を観た。
Hugh Dancy、マギー・ギレンホール、ジョナサン・プライス。
19世紀に、大人のオモチャが発明されるに至ったエピソード映画にしたもの。直截的な表現はないものの、まあアレなシーンはあるわけで、家族では観られません。
ストレス、性不満のため診療所を訪れる女性たち。彼女らに特別な「マッサージ」を施すことで治療をしているジョナサン・プライス。ここに雇われたHugh Dancyは、若いので女性たちに人気となり、そのかわり連続で診療するので手が腱鞘炎になって辛いことになった。
発明好きの友人が扇風機みたいなものを作っているのを見て、これは使える!とひらめくのだった…という話。
マッサージってまさかなあと思ったけど、やはりああいう類のもので、これはこれでキワドイものだった。もちろん具体的に描写するわけでもないし、マッサージされてる女性たちも明るく歌ったりする人もいるので、そこはマイルドな味付けとなっている。でもやってることは性風俗とどう違うんですかという話だが。
まあ、人間がやるしかない時代から機械にスイッチする瞬間だったわけで、これは産業革命を切り取ったとも言えるかもですね。よくわかりませんが。
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