男が女を愛する時

「男が女を愛する時」を観た。

これ…たぶん観たことないはず。あの有名は曲を題名にした、メグ・ライアンとアンディ・ガルシアの主演映画。ポイントはフィリップ・シーモア・ホフマンが出ていることだろう。あと、二人の娘が二人いるんだが(設定としては種違い)、その妹のほうを演じたのがMae Whitmanだったとは。気づかなかった。
あと、そのお婆さん役でエレン・バースティンとか脇役で出てくる。1994年の映画。たぶん初めて観たと思うんだけどねえ。

メグ・ライアンだからロマコメなのかと思いきや、これは「イン・ザ・カット」と同様の異色のキャリア映画なのだろう、メグ・ライアンがアルコール依存症に苦悩する話なのである。
それに翻弄されて苦しむ夫はアンディ・ガルシアで、本当にこういう役が似合うねえと思えてしまうアンディ・ガルシアだ。何だか二人を見ているとERのアビーとルカのようで、こんな奥さんに我慢する役が似合う役者もそうそういないのである。もう観てて、とっとと別れてしまえばいいのにと思ってしまったよ。アルコール依存を脱する施設に入ったのはいいが、今度はタバコを吸っててもうその瞬間に観客は「あーもうメグ・ライアン無理」と思うに決まってるんだろうに、なぜこんな演出をするんだろうと。

最後の最後になって、もう二人はハッピーエンドじゃないんだなーと思わせておいて、やっぱりアンディ・ガルシアはメグ・ライアンの元へ帰ってきた…となり、いったいこれまでの苦悩はどこへ置いてきたんだとか、娘たちは大丈夫なのかよとか、なんだか…

やっぱり謎なのは、こんな映画を作っておいて作者たちは何をしたいんだろうと思うよ。アルコール依存で苦しんで、でも最後はハッピーエンドって、何とも人工的なストーリーじゃないですか。

 

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