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石持浅海「扉は閉ざされたまま」を読んだ。

久しぶりに買って読んだのだ。書店をぷらぷらしてて目に飛び込んできた「このミス」2位の売り出し文句。それから800円くらいで安い、ということでつい買っていた。

面白かったのかどうかと言えば、「たいしたことはない」そんな感じ。

倒叙ものである。犯人側から語られる形式。これは嫌いではない。
犯人は、殺人をして、密室を作り上げる。普通の倒叙もので行けば、次に死体が発見されて探偵役が登場し、探偵と犯人の知能戦がみどころになるのだが・・・この作品では、まず死体が発見されない。密室の「扉は閉ざされたまま」終盤まで進むのである。

この展開は非常に良いと思った。面白かった。
なんでたいしたことないかって、動機がめちゃくちゃ弱いのと、ちょっと浮世離れしたキャラクター造詣とかが鼻についた・・・なんかうっとおしい繋げ方も多く、素人くさい。

なんで殺さないといけないのか、というのと、探偵役の人との過去、というキーになるあたりがぱしっと決まらないで終わるからなんか不満が残るのだ。

これも他の作品を読んでみないと駄目なんだろうか。
しかしこれで「このミス」2位ってのはないだろう。

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