ノーベル殺人事件

「ノーベル殺人事件」を観た。

Nobels testamente

スウェーデンでは有名なリサ・マークルンドという作家の、有名シリーズのうちの一つを映画化したものらしい。制作陣は「ミレニアム」シリーズを手掛けたということ。だいたい権威づけとしてはこんなところで、あとは中身で勝負という感じ。

Amazonでは「美人記者・アニカ事件簿」の映画化というように書いてあったが、このキーワードはどこからの出自なのだろう。アニカ・ベングツソンというスウェーデンのストックホルムで新聞記者をやっている犯罪ものシリーズなんだが、探してもアニカ事件簿なんて記述が見つからない。
ストックホルムといえばストックホルム症候群とノーベル賞晩餐会である。本作ではその新聞記者シリーズのなかの、「ノーベルの遺志」を映画化したものだ。

ノーベル賞晩餐会にて謎の女性が銃を持ち込みノーベル賞受賞者に発砲。重傷となるも命をとりとめた。しかし一緒に踊っていたノーベル賞委員会の人は死亡。
新聞記者はその場に居合わせたため証人となり、記事を書けない。しかし勝手に独自で調べていくうちに、ある陰謀に気付く…という話。

面白いか面白くないかで言えば、面白くなかった。
なんか映像が眠いというか…なんで動きのあるシーンがブレブレなのだろう…意味がわからない。最初は意図的なものかと思っていたのだが、これは途中の製作過程(スウェーデンの人たちと関係ないところで)での失敗なのだろうか?それともスウェーデンの人たちはこういう作り方をするのか?

映像が気になって話に集中できなかったというのもあるが、晩餐会での暗殺から調査を進めていく過程は、もう火曜サスペンスのような乗りであり、ダイナミックなものではない。映画を観てるという感じはそこまでなく、テレビドラマとどう違うのだろう…という気がしないでもない。最後まで観ても、意外性のあるラストというほどでもない。

あえて言うならば、ノーベル賞の晩餐会で殺人事件が起こるとか、選考委員会に切り込むとか、言って見ればスウェーデンの国策にも近いノーベル賞というドル箱に、切り込むことが出来ているのは当事国だからかも。こういうタブーに挑むのって、他の国では敢えてやらないでしょうね。

 
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