クラインの壷

岡嶋二人「クラインの壷」を読んだ。

氏の評価が高いものを読んでいる。よりぬき。
「そして扉は閉ざされた」は面白かった。「99%の誘拐」は、まあまあ。
いずれにしても理系で、あとどんでん返しを重視しているような…まあそれは嫌いじゃないんだが。

「クラインの壷」だが、バーチャルリアリティのゲームの、現実と仮想の区別がつかなくなっていく、サスペンスもの。

わりと軽いし、サクサク読める。どんでん返しもあるが、「まあそうだろうなあ」というようなものだ。そういう風にしないと、何の意味もないというか…

20年くらい前の作品であるにも関わらず、非常にリアルなSFになってると思った。
話としては普通な気もする。でも、まとめ方は綺麗だと思った。

 
ちなみに一番の収穫は、「クラインの壷」という言葉を知らなかったので、それが勉強になりました。

クラインの壷 – Wikipedia