本当に面白い映画のリスト(随時更新)

「本当に面白い映画」とは何か? 人によって「面白い」というワードの定義は異なるでしょう。
気楽に笑えるコメディが面白いという人もいれば、悲劇で涙がとまらなかったが感想は「面白い」という人もいるはず。

よく面白い映画のランキングがまとめられるが、そこにはジャンルやテーマを無視した作品が列挙されている。これでは人によって異論のあるランキングになるだけだし、あれは何だろうと思う。
このページでは色んなテーマに沿って面白い映画を並べていく。これまで数千本観たなかで、本当にお薦めできる作品だけを紹介したいと考えている。随時更新されて、最終的には200本とか300本のリストになると良いと思う。

目次

A 何度観ても面白い映画PART1(2000年まで)
B 何度観ても面白い映画PART2(2001年から)
C 強烈な個性を味わえる映画
D 迫力のアクション映画
E 映画はエンタメだ!!
F 映画っていいもんだ
G 驚異的CGの体験
H おさえておきたい定番の名作
I 深い感動を味わえる映画
J 惹き込まれるストーリー
K 重厚な題材を捉える力作
L タイムトラベル、時間軸の操作
 

A 何度観ても面白い映画PART1(2000年まで)

最初に、何度観ても面白い映画をピックアップ。2000年までに公開された映画で、実際に何度観ても楽しめる作品を紹介したい。
エンタメの王道でもある。まさに鉄板。もちろん映画好きなら観たことある作品ばかりだろう。

A-1

バック・トゥ・ザ・フューチャー

  • 公開:1985年
  • 時間:116分
  • 監督:ロバート・ゼメキス
  • 出演:マイケル・J・フォックス、クリストファー・ロイド、トーマス・F・ウィルソン、リー・トンプソン、クリスピン・グローヴァー

何度観たか覚えてないくらい観てる。何度観ても新鮮に面白い。
タイムトラベル作品の大傑作。脚本が奇跡の出来。
アラン・シルベストリの音楽もいいし、ヒューイ・ルイスの主題歌とエンド・クレジット音楽も素晴らしい。

2011.01.09 , 2015.09.23

A-2

ミッドナイト・ラン

  • 公開:1988年
  • 時間:126分
  • 監督:マーティン・ブレスト
  • 出演:ロバート・デ・ニーロ、チャールズ・グローディン、ヤフェット・コットー、ジョン・アシュトン、デニス・ファリーナ

マーティン・ブレスト監督の軽妙なロード・ムービー。脚本が良い。「ドーナツ買ってこようか?」
ロバート・デ・ニーロの出演作のなかでも軽めで異彩を放つ。しかしよくぞこれに出演したという感じ。
いまだにブルーレイ版の発売はなし。DVDには吹き替え未収録。ネット配信は吹き替えもある。

2005.01.03 , 2014.09.29 , 2016.05.19

A-3

ダイ・ハード

  • 公開:1988年
  • 時間:131分
  • 監督:ジョン・マクティアナン
  • 出演:ブルース・ウィリス、アラン・リックマン、アレクサンダー・ゴドノフ、ボニー・ベデリア、レジナルド・ヴェルジョンソン、ウィリアム・アザートン

個人的には続編の2も捨てがたいが、何度も鑑賞に耐えるのは本作だろう。
ブルース・ウィリスを大スターに押し上げた。ただし本来は演技派なのにアクション・スターになってしまった。
明らかに「ダイ・ハード」以降でアクション映画の質も変わった。

2016.02.28

A-4

ロボコップ

  • 公開:1987年
  • 時間:103分
  • 監督:ポール・バーホーベン
  • 出演:ピーター・ウェラー、ナンシー・アレン、ロニー・コックス、ミゲル・フェラー、レイ・ワイズ、ポール・マクレーン

脚本がとても秀逸。主人公の視点(HUD)とかリアル。
映画が好きになったきっかけのひとつ。最後の最後まで粋。
敵役のロボットのミニチュア感がたまらないが、そのへんは1980年代ということでひとつ。

2010.07.16 , 2016.08.02

A-5

エグゼクティブ・デシジョン

  • 公開:1996年
  • 時間:134分
  • 監督:スチュアート・ベアード
  • 出演:カート・ラッセル、ハル・ベリー、スティーヴン・セガール、ジョン・レグイザモ、オリヴァー・プラット

飛行機版ダイ・ハードといえる作品。練られた脚本。
まさかスティーブン・セガールが前半で消えるとは想像しなかった。
ハル・ベリーのヒロイン性とジョン・レグイザモの活躍もみどころ。

2008.03.31 , 2016.06.24

A-6

ミッション:インポッシブル

  • 公開:1996年
  • 時間:110分
  • 監督:ブライアン・デ・パルマ
  • 出演:トム・クルーズ、ジョン・ヴォイト、エマニュエル・ベアール、エミリオ・エステベス、クリスティン・スコット・トーマス、ジャン・レノ、ヴィング・レイムス、ヴァネッサ・レッドグレイヴ

超有名シリーズ。2はいかがわしいプロモーションムービー、3以降はJ・J・エイブラムスの手がけるエンタメ化。
しかし本作はサスペンスにアクション要素を足したバランスとなっていて、緊張感の持続も良い。
あとやっぱりテーマ音楽だ。最後の最後、「Red light! Green light!」でしょう。あれは映画史に残る名場面だ。

2004.11.22 , 2014.12.29 , 2016.08.17

A-7

コンタクト

  • 公開:1997年
  • 時間:153分
  • 監督:ロバート・ゼメキス
  • 出演:ジョディ・フォスター、マシュー・マコノヒー、ジョン・ハート、ジェームズ・ウッズ、トム・スケリット、デヴィッド・モース、ウィリアム・フィクナー、ロブ・ロウ、アンジェラ・バセット

実際に調査ポッドに乗り込んでからの宇宙旅行は終盤になってからだが、そこまでも見どころ多い。
少女時代に父を救うために家の中を走るところの映像マジックはロバート・ゼメキスらしくって不思議な気持ちにさせられる。
マシュー・マコノヒーとジョディ・フォスターの長い恋物語であり、ジョディ・フォスターに珍しいジャンルでもある。

2001.01.03 , 2008.10.03 , 2014.11.02

A-8

パルプ・フィクション

  • 公開:1994年
  • 時間:154分
  • 監督:クエンティン・タランティーノ
  • 出演:ジョン・トラボルタ、サミュエル・L・ジャクソン、ユマ・サーマン、ブルース・ウィリス、ヴィング・レイムス、ティム・ロス、アマンダ・プラマー、エリック・ストルツ、ロザンナ・アークエット、クエンティン・タランティーノ、ハーヴェイ・カイテル、クリストファー・ウォーケン、スティーヴ・ブシェミ

1994年から1995年にかけての大ヒット。みんながこの映画を観たんじゃないかってくらい話題になってた。
一躍時代の寵児となったタランティーノ。この後の急降下っぷりが信じられないくらい、本作は非常に良い出来。
選曲も素晴らしい。出演者も豪華。長尺だがお薦めの一作。

2010.07.09 , 2016.12.02

A-9

ヒート

  • 公開:1995年
  • 時間:171分
  • 監督:マイケル・マン
  • 出演:アル・パチーノ、ロバート・デ・ニーロ、ヴァル・キルマー、ジョン・ヴォイト、トム・サイズモア、エイミー・ブレネマン、アシュレイ・ジャッド、ウィリアム・フィクナー、ナタリー・ポートマン、ハンク・アザリア、ダニー・トレホ、ジェレミー・ピヴェン

ほぼ3時間という長尺。マイケル・マンらしい映像と音楽の美しさ。
ロバート・デ・ニーロとアル・パチーノの夢の競演(当時)。トム・サイズモアの頂点の瞬間。ナタリー・ポートマンが特別扱い。
まあとにかく出演者は豪華だし、銀行襲撃から警察との銃撃戦は迫力ありだし、男っぷりがすさまじい旬のロバート・デ・ニーロであります。

2009.07.22 , 2014.12.02 , 2017.03.23

A-10

レザボア・ドッグス

  • 公開:1992年
  • 時間:100分
  • 監督:クエンティン・タランティーノ
  • 出演:ハーヴェイ・カイテル、ティム・ロス、マイケル・マドセン、クリス・ペン、スティーヴ・ブシェミ、クエンティン・タランティーノ

「パルプ・フィクション」の前夜でタランティーノがチャンスをつかんだ作品。ハーヴェイ・カイテルは製作も。
とにかく冗長なおしゃべり。とにかく格好いい音楽。
誰が裏切り者なのか、という探り合い。最後はわりと男臭く終わる。ときどき観たくなる映画。

2014.11.24


 

B 何度観ても面白い映画PART2(2001年から)

「A 何度観ても面白い映画PART1(2000年まで)」に続けて、今度は2001年以降からピックアップ。
映像技術の進化もあるが、脚本技術も格段の進化を遂げている。何度も楽しめる作品がたくさんある。

B-1

ゼロ・グラビティ

  • 公開:2013年
  • 時間:91分
  • 監督:アルフォンソ・キュアロン
  • 出演:サンドラ・ブロック、ジョージ・クルーニー、エド・ハリス

サンドラ・ブロックの(ほぼ)一人芝居状態。宇宙で孤独に奮闘。奇跡の生還を目指す。
アルフォンソ・キュアロンの得意技なのか、驚異的なロングショットを多用。この際、科学的考証は横に置いておこう。
今のところ毎年6月に観ることになっている。これからも何度も観ることになるだろう。

2014.06.09 , 2015.06.09 , 2016.06.09

B-2

トゥモロー・ワールド

  • 公開:2006年
  • 時間:109分
  • 監督:アルフォンソ・キュアロン
  • 出演:クライヴ・オーウェン、ジュリアン・ムーア、マイケル・ケイン、キウェテル・イジョフォー

驚きのロングショットが随所に。独特の世界観、クライヴ・オーウェンは素晴らしい作品に出会ったな。
不思議な旅の物語で、なんだかFPSをプレイしているかのようだ。
本作もこれから何度も観るだろうなあと意識させられる作品。あの最後の建物で赤ん坊の鳴き声でみんな止まってなあ…

2007.04.08 , 2012.06.24 , 2016.12.07

B-3

サイレントヒル

  • 公開:2006年
  • 時間:126分
  • 監督:クリストフ・ガンズ
  • 出演:ラダ・ミッチェル、ショーン・ビーン、ローリー・ホールデン、デボラ・カーラ・アンガー

有名ホラーゲームの映画化ながら、超本格に映像化されておりびっくりするくらいクオリティ高い。
ラダ・ミッチェル主演作のなかでも最高峰ではないかと思えるほど、ラダ・ミッチェルの焦燥感や悲壮感が半端ない。
けっこう残酷表現は強めなので人を選ぶかも。でもゲームを知らなくてもクオリティじゅうぶんなので是非。

2006.12.19 , 2007.12.29 , 2013.03.15 , 2016.05.13

B-4

インベージョン

  • 公開:2007年
  • 時間:99分
  • 監督:オリヴァー・ヒルシュビーゲル
  • 出演:ニコール・キッドマン、ダニエル・クレイグ、ジェレミー・ノーサム、ジェフリー・ライト

ジャック・フィニイの「盗まれた街」4度目の映画化。ニコール・キッドマン主演でダニエル・クレイグが007になる前の頃で脇役。
非常にわかりやすい話で、なおかつ緊張感もずっと持続。雰囲気もやたら良し。
ニコール・キッドマンの美貌が半端ないです。驚異的。

2008.04.23 , 2009.09.04 , 2012.03.19 , 2014.09.25

B-5

ミッション: 8ミニッツ

  • 公開:2011年
  • 時間:93分
  • 監督:ダンカン・ジョーンズ
  • 出演:ジェイク・ギレンホール、ミシェル・モナハン、ヴェラ・ファーミガ、ジェフリー・ライト

デヴィッド・ボウイの息子、鬼才ダンカン・ジョーンズが「月に囚われた男」の次に発表したのが本作。
ジャンルとしてはタイムトラベルに近く、ジェイク・ギレンホールが周りが謎だらけのまま事件解決のため奔走する。
最後の展開はタイムトラベルものではありがちだが、非常に丁寧にまとめられている。こんな邦題でなければなあ。

2012.03.31 , 2015.04.20 , 2016.11.07

B-6

デジャヴ

  • 公開:2006年
  • 時間:127分
  • 監督:トニー・スコット
  • 出演:デンゼル・ワシントン、ポーラ・パットン、ヴァル・キルマー、ジム・カヴィーゼル、アダム・ゴールドバーグ、エル・ファニング

故トニー・スコットが90年代以降に繰り出す作品群はどれも嫌いじゃない。スピード感があってデンゼル・ワシントンの安定感。
本作は過去をリアルタイムに観られるというスーパーテクノロジーがコンセプト。時空を超えたラブストーリーに発展する。
最後は儚い感じでもあるが、最初っから最後まで本当に練られた作品だと思う。

2007.08.13 , 2008.06.14 , 2015.06.30

B-7

セルラー

  • 公開:2004年
  • 時間:95分
  • 監督:デイヴィッド・R・エリス
  • 出演:キム・ベイシンガー、クリス・エヴァンス、ジェイソン・ステイサム、ウィリアム・H・メイシー、ノア・エメリッヒ、ジェシカ・ビール

「フォーン・ブース」脚本のラリー・コーエンが原案。誘拐されたキム・ベイシンガーが電話で助けを求めた相手がクリス・エヴァンス。
今となっては不思議だが、当時はiPhoneすら存在しない世の中だ。この映画で中心コンセプトとなっているのはガラケーである。
最後のほうはガラケー関係なくなるけど、全体的にサスペンスのお手本のような展開。お薦め。

2006.01.09 , 2008.09.29 , 2014.11.10 , 2016.06.10

B-8

サンシャイン2057

  • 公開:2007年
  • 時間:107分
  • 監督:ダニー・ボイル
  • 出演:キリアン・マーフィー、ミシェル・ヨー、クリス・エヴァンス、ローズ・バーン、クリフ・カーティス、真田広之、マーク・ストロング

太陽を再稼働させるため核投下ミッションに挑む話。
「アルマゲドン」っぽい趣もあるが、本作ではその道中で起こる異変が中心となる話。
宇宙船から宇宙船へ飛び移るエピソードが秀逸。映像も美しい。真田広之は序盤で消える。

2007.10.01 , 2010.07.08 , 2014.11.09

B-9

プリズナーズ

  • 公開:2013年
  • 時間:153分
  • 監督:ドゥニ・ヴィルヌーヴ
  • 出演:ヒュー・ジャックマン、ジェイク・ギレンホール、ヴィオラ・デイヴィス、マリア・ベロ、テレンス・ハワード、メリッサ・レオ、ポール・ダノ

ザ・力作と呼べる作品を連発するドゥニ・ヴィルヌーヴによる2013年の作品がこれだ。同年に「複製された男」も発表している。凄い。
超豪華キャストによる一級サスペンスである。アメリカ怖い。深すぎな闇を切り取っていく。
どの役者も良いが、ポール・ダノがブレイクするきっかけとなった作品のひとつだろう。

2014.11.24 , 2016.06.21

B-10

Mr.インクレディブル

  • 公開:2004年
  • 時間:115分
  • 監督:ブラッド・バード
  • 出演(声):ホリー・ハンター、ジェイソン・リー、サミュエル・L・ジャクソン

家族持ちだから観たくなる作品の一つか。超能力一家が穏やかに生活したい日常。
かつてヒーローだったが今は年取って家族を持ち。でも悪人は現れるので戦うために。
家族それぞれの活躍が楽しい。母役の吹き替えは黒木瞳。わりと堅実な仕事。

2008.12.20 , 2013.04.01


 

C 強烈な個性を味わえる映画

映画ならではの表現力。圧倒的な映像スケールだったり、熱演の役者陣だったり、凝りに凝った脚本だったり、そこにはクリエイターの執念めいたメッセージがある。
観終わって、「ああ、『映画』を観たな」という気分にさせてくれる。

C-1

瞳の奥の秘密

  • 公開:2009年
  • 時間:129分
  • 監督:フアン・ホセ・カンパネラ
  • 出演:リカルド・ダリン、ソレダ・ビジャミル、パブロ・ラゴ、ハビエル・ゴディーノ

アルゼンチン作品でアカデミー外国映画賞を受賞した実力作だ。
25年前の事件を辿る旅。主人公は老境に差し掛かっていて、若い頃の淡い想い出も蘇る。
途中のスタジアムのワンカットも含め、すべてのシーンに緊張感が込められている。絶対に観ておいたほうがいい作品。

2012.10.28 , 2015.03.01

C-2

ペイド・バック

  • 公開:2011年
  • 時間:113分
  • 監督:ジョン・マッデン
  • 出演:ヘレン・ミレン、ジェシカ・チャステイン、キーラン・ハインズ、サム・ワーシントン、トム・ウィルキンソン

モサドの工作員3人のその後の物語。
ストイックな諜報活動と、老いてからの人生の締めくくりの対比が実に見応えあり。
ヘレン・ミレンとジェシカ・チャステインが二人一役。どちらも素晴らしい。本作はリメイク版だがオリジナルよりリメイク版が好きだ。

2013.01.26 , 2016.09.01

C-3

her/世界でひとつの彼女

  • 公開:2013年
  • 時間:120分
  • 監督:スパイク・ジョーンズ
  • 出演:ホアキン・フェニックス、エイミー・アダムス、ルーニー・マーラ、オリヴィア・ワイルド、クリス・プラット、スカーレット・ヨハンソン

人工知能OSに恋してしまった男の物語。
ホアキン・フェニックスも良いが、日本語吹き替えのOS役がとても良い。作品に実にぴったりしている。
未来に起こりうるような話だが、他の映画では観ないような独創的なプロットである。

2014.12.29 , 2017.01.09

C-4

灼熱の魂

  • 公開:2010年
  • 時間:131分
  • 監督:ドゥニ・ヴィルヌーヴ
  • 出演:ルブナ・アザバル、メリッサ・デゾルモー=プーラン、マクシム・ゴーデット

カナダ映画。もう全体的に重いんだが、ある謎が明かされる中盤以降では軽い絶望感が漂う。
痛快作とかではないので何度も観られるようなものではない。ただ深く記憶に残る作品。
ドゥニ・ヴィルヌーヴは恐るべしだ。これからも力作を作るのだろう。

2012.12.25

C-5

愛を複製する女

  • 公開:2010年
  • 時間:111分
  • 監督:バネデク・フリーガオフ
  • 出演:エヴァ・グリーン、マット・スミス

エヴァ・グリーンの怖いくらいの一途な愛。ジャンルはSFかなあ。
浮世離れした環境で、クローンを子供として育てる。その真意。
まあとにかく凝ったプロットだ。こんなストーリーは他で観たことない。

2015.06.23

C-6

ウェイバック 脱出6500km

  • 公開:2010年
  • 時間:133分
  • 監督:ピーター・ウィアー
  • 出演:ジム・スタージェス、エド・ハリス、シアーシャ・ローナン、コリン・ファレル、マーク・ストロング

とにかく過酷な旅路。シベリアを脱出しインドまで歩いていくという、西遊記かよというような物語だ。
にわかに信じがたいようなプロットながら、かなり説得力あふれる演技陣と演出。
あまり観ないタイプの作品。面白いというと語弊があるが、とにかく力作です。

2013.03.26

C-7

別離

  • 公開:2011年
  • 時間:123分
  • 監督:アスガル・ファルハーディー
  • 出演:レイラ・ハタミ、ペイマン・モアディ、シャハブ・ホセイニ、サレー・バヤト、サリナ・ファルハーディー

イラン映画。ベルリン国際映画祭をはじめ各賞を受賞。アカデミー外国映画賞も受賞。脚本賞にもノミネート。
ある夫婦(と娘)、それと認知症の父親の世話で雇われた女性とその夫の、こじれまくる話。
もう恐ろしいほど重厚であります。イラン映画は凄いんだな、世界は広いんだなと思わされる。力作。

2012.12.23

C-8

ザ・ドア 交差する世界

  • 公開:2009年
  • 時間:101分
  • 監督:アノ・サオル
  • 出演:マッツ・ミケルセン、ジェシカ・シュヴァルツ、ヴァレリア・アイゼンバルト、トーマス・ティーメ

もし5年前に戻れたら…というタラレバ系のコンセプト作品のうち、かなり個性的な作品。
かなり練られた脚本で、先の読めない展開。スティーブン・キング作品に通じるものがあると思う。
マッツ・ミケルセンの佇まいがとても良いです。なんか耐え忍ぶ顔のマッツ・ミケルセンが、秘密を抱えたまま生活するという様子にぴったりはまっている。

2014.06.02

C-9

メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬

  • 公開:2005年
  • 時間:122分
  • 監督:トミー・リー・ジョーンズ
  • 出演:トミー・リー・ジョーンズ、バリー・ペッパー、ジャニュアリー・ジョーンズ、メリッサ・レオ、ドワイト・ヨーカム

脚本は「あの日、欲望の大地で」のギジェルモ・アリアガ。トミー・リー・ジョーンズが主演兼初監督を務める。
題名のまんまメルキアデス・エストラーダという人物が三回埋葬される話を綴るわけで、それだけで随分と凝ったコンセプトだ。
とにかくバリー・ペッパーの凄みである。トミー・リー・ジョーンズの男の渋みも良いが、この映画はバリー・ペッパーだ。

2012.11.05

C-10

預言者

  • 公開:2009年
  • 時間:155分
  • 監督:ジャック・オーディアール
  • 出演:タハール・ラヒム、ニエル・アレストリュプ

セザール賞を各賞受賞。カンヌもノミネートされた実力作。
刑務所内でのしあがっていく男と、逆に権力を失っていく男。
単なるクライム・ムービー系におさまらない。人種の問題だったり社会問題だったりを織り交ぜていて、実に硬派。力作である。

2012.11.08

 

D 迫力のアクション映画

映画に欠かせないジャンル、アクション映画。サスペンスやホラー、コメディと並んで欠かせない主役のカテゴリである。
ここでは王道のアクション映画を紹介。アクション映画の域を超えた重厚なドラマ作品も含まれていますが、アクションシーンが光る場面があるというのも含めて。

D-1

トゥルーライズ

  • 公開:1994年
  • 時間:141分
  • 監督:ジェームズ・キャメロン
  • 出演:アーノルド・シュワルツェネッガー、ジェイミー・リー・カーティス、トム・アーノルド、ビル・パクストン、エリザ・ドゥシュク、チャールトン・ヘストン

製作費115億ドル。公開当時、「1分1億円!」と喧伝されていた。がっつりエンタメで、誰が観ても楽しめると思う。
ジェームズ・キャメロンの放つ大ヒット作。さらにこの後に「タイタニック」なんだから恐るべしだ。
もっと短めの作品だったら何度も観るかも。主演らもいいが、脇役のトム・アーノルドやビル・パクストンが実にいい味。

2005.10.25 , 2012.06.25 , 2017.02.16

D-2

ザ・ロック

  • 公開:1996年
  • 時間:135分
  • 監督:マイケル・ベイ
  • 出演:ショーン・コネリー、ニコラス・ケイジ、エド・ハリス、ジョン・スペンサー、デヴィッド・モース、マイケル・ビーン、ジム・カヴィーゼル

アルカトラズ島へ潜入するまでが長いものの、全体的にザ・エンタメという作品。街中のカーチェイスも有名だろうし、最後の爆撃を防ごうと必死になるところまで見どころだらけ。
エド・ハリスの悪に徹していないキャラクターや、若いニコラス・ケイジ、この後引退に向かってフェードアウトしていくショーン・コネリーの3人とも実に渋い。
マイケル・ベイの凄みを感じ取りたいなら本作がお薦め。

2005.03.06 , 2009.01.14 , 2016.09.04

D-3

エンド・オブ・ホワイトハウス

  • 公開:2013年
  • 時間:120分
  • 監督:アントワーン・フークア
  • 出演:ジェラルド・バトラー、アーロン・エッカート、モーガン・フリーマン、アンジェラ・バセット、メリッサ・レオ、ロバート・フォスター、アシュレイ・ジャッド、ラダ・ミッチェル

ジェラルド・バトラーの製作兼主演でやりたい放題である。めちゃくちゃ格好良くて超強い主人公。ホワイトハウスを占拠する北朝鮮テロリストをたった一人でばっさばっさと解決。
出演者がかなり豪華。メリッサ・レオとかラダ・ミッチェルとか、もはやこの人でなくてもいいんじゃないのという使い方。
何でだか面白くて観てしまう。安定してるからだろうか。

2013.12.15 , 2015.08.17 , 2016.10.15

D-4

アイ・アム・レジェンド

  • 公開:2007年
  • 時間:100分
  • 監督:フランシス・ローレンス
  • 出演:ウィル・スミス、アリシー・ブラガ、エマ・トンプソン

荒廃した都会で一人暮らし。でも夜になると恐ろしい奴らが徘徊する。決して気を抜けないサバイバル。そして孤独。
よく物語の舞台になりそうな世界観ながら、きっちり描ききった感がある。食料を蓄えたり発電機でそれなりの生活の水準を維持したり、興味深い描写も。
孤独に耐えながらゾンビ化を食い止める研究に没頭する姿とベーコンに切れるところのギャップ。タイトルの意味がわかるのは最後。美しいクライマックス。

2008.05.11 , 2009.06.14 , 2014.12.28 , 2016.12.11

D-5

アイアンマン

  • 公開:2008年
  • 時間:125分
  • 監督:ジョン・ファヴロー
  • 出演:ロバート・ダウニー・Jr、テレンス・ハワード、ジェフ・ブリッジス、グウィネス・パルトロー、レスリー・ビブ、ポール・ベタニー、サミュエル・L・ジャクソン

パート3まで作られる大ヒットシリーズだが、本作がアイアンマンが生まれる課程をじっくり描いていて一番面白いと思う。
めちゃくちゃ富豪のロバート・ダウニー・Jrのそばにゴージャスすぎるグウィネス・パルトロウが秘書にいるっていう突き抜けた非現実感。
ジェフ・ブリッジスの枯れないたくましさも感じられる作品。なかなか俳優生命の長い人だ。

2009.04.23 , 2016.05.16 , 2016.11.24

D-6

パーフェクト ストーム

  • 公開:2000年
  • 時間:130分
  • 監督:ウォルフガング・ペーターゼン
  • 出演:ジョージ・クルーニー、マーク・ウォールバーグ、ジョン・C・ライリー、ウィリアム・フィクナー、ダイアン・レイン、ジョン・ホークス、メアリー・エリザベス・マストラントニオ、マイケル・アイアンサイド

迫力の荒れ狂う海面との男たちの戦い。ジョージ・クルーニーもマーク・ウォールバーグもまだ今ほどの認知がない頃。ジョン・C・ライリーとウィリアム・フィクナーのエピソードとか粋だ。あと救助ヘリのパイロットも粋だった。
個人的にはVHSからDVDへの転換が進んだ時期と重なる。
ダイアン・レインは脇役に行ってしまったのか…と思ったが、この後に「運命の女」に出演し貫禄をみせつけるのである。

2001.01.03 , 2010.07.12 , 2016.01.19

D-7

ボーン・アイデンティティー

  • 公開:2002年
  • 時間:119分
  • 監督:ダグ・リーマン
  • 出演:マット・デイモン、フランカ・ポテンテ、クリス・クーパー、ブライアン・コックス、クライヴ・オーウェン、ジュリア・スタイルズ

大ヒットしてシリーズ化されてスピンオフまで作られてリブートもする。マット・デイモンはわりと最初っからスターだがスター性にアクション要素も足されてしまい、並の俳優が太刀打ちできない領域にいった作品だ。
ヒロインのフランク・ポテンテはどこへ行ったんだ。クライヴ・オーウェンはまだ無名に近かった。ジュリア・スタイルズも。
久しぶりに観てみると第1作は謎めいた序盤や何故俺は超強いんだというザワザワ感が程よく、とても面白いです。

2009.09.14 , 2013.04.07 , 2016.09.16

D-8

世界侵略: ロサンゼルス決戦

  • 公開:2011年
  • 時間:116分
  • 監督:ジョナサン・リーベスマン
  • 出演:アーロン・エッカート、ミシェル・ロドリゲス、ブリジット・モイナハン、マイケル・ペーニャ

ロサンゼルス沖にどんどんやってきたエイリアンがバシバシ人間を殺していくので軍隊が総出動して戦うもボコボコにされて、アーロン・エッカートのいる部隊のみ孤軍奮闘する。
もう設定があまりに非日常ながら戦闘の部隊になっているのがアメリカ本土なわけで、当たり前のように実現している高水準のCGもあって迫力満点。
アーロン・エッカートってこんな男前の役をやりますかというくらい、かっこいいアメリカ代表みたいなキャラクターとなっています。

2012.01.15 , 2015.11.19 , 2016.10.21

D-9

ブラックホーク・ダウン

  • 公開:2001年
  • 時間:145分
  • 監督:リドリー・スコット
  • 出演:ジョシュ・ハートネット、ユアン・マクレガー、トム・サイズモア、エリック・バナ、ウィリアム・フィクナー、サム・シェパード、オーランド・ブルーム、トム・ハーディ、ロン・エルダード、ジェレミー・ピヴェン、ヒュー・ダンシー

この作品は賛否両論あると思う。でも迫力のアクション映画だと個人的には思う。よくもまあこんな映画を作ったと思うし豪華キャストだ。
ソマリアでの作戦途中でブラックホークが撃墜されて、その墜落現場へ急行する救援部隊と、ヘリ内部から周囲と戦う話が並行して進む。
アメリカ万歳視点なので必ずしも賛同しづらい面もあると思うが、それを言い出したらハリウッド映画を観ることは出来ない。コンセプトはあまりにも偏っているが、映画として観たら凄まじいクオリティだと思う。あと何故か弾が当たらないトム・サイズモア。

2009.12.17 , 2013.06.20

D-10

追跡者

  • 公開:1998年
  • 時間:131分
  • 監督:スチュアート・ベアード
  • 出演:トミー・リー・ジョーンズ、ウェズリー・スナイプス、ロバート・ダウニー・Jr、イレーヌ・ジャコブ

1993年の作品であるハリソン・フォード主演「逃亡者」のスピンオフとして製作された。なのでトミー・リー・ジョーンズが主演になっている。「逃亡者」もいいけど、本作はアクション映画として良い感じに仕上がっている。
新顔としてウェズリー・スナイプスとロバート・ダウニー・Jrが投入されたが、当時は超有名ってわけでもなかったような。でも二人ともいい仕事。
ウェズリー・スナイプスの最近のフィルモグラフィーはひどいものだと思うけど、2000年以前でこういう良い作品に出てたんだな。いったいどうしてしまったのだろう。

2010.12.14 , 2016.08.22

 

E 映画はエンタメだ!!

映画にはもちろん記録(ドキュメンタリ)としての側面や、芸術としての側面がある。それでも根本的に大きな要素は「娯楽」なのであると思っております。
つまりはエンターテインメントだ。楽しませてナンボなのである。

E-1

アルマゲドン

  • 公開:1998年
  • 時間:150分
  • 監督:マイケル・ベイ
  • 出演:ブルース・ウィリス、ベン・アフレック、リヴ・タイラー、ウィル・パットン、スティーヴ・ブシェミ、マイケル・クラーク・ダンカン、オーウェン・ウィルソン、ビリー・ボブ・ソーントン、ピーター・ストーメア、ウィリアム・フィクナー

宇宙からの巨大隕石に対して「ディープ・インパクト」は破壊に赴くミッションと並行して地上のエピソードを丁寧に描いた。しかし本作では破壊に赴く男たちのエピソードがメインだ。わかりやすい。
隕石を逆方向から追いかけて着陸して、掘削のプロが核爆弾を投下する。わかりやすい。
全体的に本当かよというシーンばっかりだが、名曲と特にウィル・パットンの名演なんかも合わさって最高の出来になっとります。必見だ。

2010.09.28

E-2

ディープ・インパクト

  • 公開:1998年
  • 時間:120分
  • 監督:ミミ・レダー
  • 出演:ロバート・デュヴァル、ティア・レオーニ、イライジャ・ウッド、ヴァネッサ・レッドグレーヴ、リーリー・ソビエスキー、モーガン・フリーマン、ジェームズ・クロムウェル、ロン・エルダード、ジョン・ファヴロー、チャールズ・マーティン・スミス、リチャード・シフ、ローラ・イネス

「アルマゲドン」に対して災害に直面する様々な視点で追う。やや盛り込みすぎなところもある。
しかしシェルターに入れる年齢制限が発表されるくだりとか、大統領の苦悩とか、いろんなドラマをテンポよく切り取るところは「ER」でならしたミミ・レダーの手腕発揮だと思う。
ロン・エルダードの(見えなくなっても)赤ちゃんと最後の会話をするあたりも泣ける名シーンだ。

2016.02.24

E-3

エリジウム

  • 公開:2013年
  • 時間:109分
  • 監督:ニール・ブロムカンプ
  • 出演:マット・デイモン、ジョディ・フォスター、シャールト・コプリー、アリシー・ブラガ、ディエゴ・ルナ、ウィリアム・フィクナー

「第9地区」という傑作を作ったニール・ブロムカンプがその次の作品として発表。キャストも豪華になった。
同監督の作品すべてに言えるが、驚異的なCGとリアルの融合。いったいどうやって作ってるんだと思いたくなる水準である。
冒険活劇として優れている。未来を舞台にした革命の姿。とにかくアイデアに溢れている。

2014.03.17 , 2015.11.09

E-4

ホワイトハウス・ダウン

  • 公開:2013年
  • 時間:131分
  • 監督:ローランド・エメリッヒ
  • 出演:チャニング・テイタム、ジェイミー・フォックス、マギー・ギレンホール、リチャード・ジェンキンス、ジェームズ・ウッズ

同時期の「エンド・オブ・ホワイトハウス」と比較される作品。どちらもアクション色が強いが、本作は大統領も頑張って戦うという非現実感がエンタメ。
ローランド・エメリッヒはあまり評価が高くないクリエイターだと思うが、それでも毎度の大作感は凄いもんだと思う。
まあジェームズ・ウッズは最初から何かやらかす顔すぎましたね。

2014.02.11 , 2016.09.12

E-5

スパイ・レジェンド

  • 公開:2014年
  • 時間:108分
  • 監督:ロジャー・ドナルドソン
  • 出演:ピアース・ブロスナン、ルーク・ブレイシー、オルガ・キュリレンコ、ウィル・パットン

新旧対決の構図でピアース・ブロスナンとルーク・ブレイシーが火花を散らす。
序盤の惹き込み具合が非常に心地よい作品。
ピアース・ブロスナンが元同僚を助けようと奮闘するも、凄腕スナイパーがいて…という序盤が圧巻のスピード感である。もちろん後半も面白い。

2015.06.28 , 2016.11.04

E-6

SPY/スパイ

  • 公開:2015年
  • 時間:120分
  • 監督:ポール・フェイグ
  • 出演:メリッサ・マッカーシー、ジェイソン・ステイサム、ローズ・バーン、ジュード・ロウ、ボビー・カナヴェイル、アリソン・ジャニー

「スパイ・レジェンド」に対してコメディ系のスパイ映画。
内勤のサポート人員が志願してミッションに挑んだらドタバタしつつもエレガントに解決したというお話。実にエンタメという感じ。
ジェイソン・ステイサムが怪演。ベッドシーンは意味不明だ。あれさえなけりゃ家族で見られるのに。

2016.09.14

E-7

アイランド

  • 公開:2005年
  • 時間:136分
  • 監督:マイケル・ベイ
  • 出演:ユアン・マクレガー、スカーレット・ヨハンソン、ジャイモン・フンスー、ショーン・ビーン、マイケル・クラーク・ダンカン、スティーヴ・ブシェミ

何不自由なく(選択肢はまったくなく味気ないが)管理された施設で暮らす男の物語。
現実崩壊型の話としてありがちではあるが、マイケル・ベイらしい演出も途中から入ってきて、娯楽大作に仕上がっている。
スカーレット・ヨハンソンは立ってるだけで絵になる。

2006.05.29 , 2016.09.30

E-8

ザ・シューター/極大射程

  • 公開:2007年
  • 時間:124分
  • 監督:アントワーン・フークア
  • 出演:マーク・ウォールバーグ、マイケル・ペーニャ、ダニー・グローバー、ケイト・マーラ

マーク・ウォールバーグが超強すぎるスナイパー。巨悪はいても勧善懲悪で許さないという作品。
マイケル・ペーニャにもっとも陽があたった作品ではないだろうか。
前半のマーク・ウォールバーグの逃走劇が非常に秀逸。ぜひ観てほしい。

2016.02.01 , 2017.01.11

E-9

ザ・ターゲット 陰謀のスプレマシー

  • 公開:2012年
  • 時間:105分
  • 監督:フィリップ・シュテルツェル
  • 出演:アーロン・エッカート、オルガ・キュリレンコ、リアナ・リベラト

元CIAなので危機管理能力に優れていて…っていう設定が良いです。なんでもありになるエンタメ。
勤めていたはずの会社が消失し、娘がさらわれる。でもパパは超強い。
リアナ・リベラトの不機嫌そうな感じがまた良いです。ちょうどよい。

2013.08.06

E-10

ロビン・フッド

  • 公開:2010年
  • 時間:148分
  • 監督:リドリー・スコット
  • 出演:ラッセル・クロウ、ケイト・ブランシェット、マーク・ストロング、ウィリアム・ハート、オスカー・アイザック、ダニー・ヒューストン、レア・セドゥ、マックス・フォン・シドー

リドリー・スコットが取り組む歴史大作。もちろんラッセル・クロウとのタッグだ。
キャストが非常に豪華。マーク・ストロングやウィリアム・ハートがいい味だしてます。
この手の話のわりに非常にわかりやすいストーリーと演出。歴史ものでなおかつエンタメっていうのは珍しい。

2011.12.22 , 2016.08.01

 

F 映画っていいもんだ

故・水野晴郎氏の有名なセリフが今となっては良くわかるというか。色んな映画を観てると「やっぱり映画っていいなあ」と思うときがある。そういう映画に出会えるときがある。
これがあるので映画を観るのを止められないのだ。

F-1

ゴーストワールド

  • 公開:2001年
  • 時間:111分
  • 監督:テリー・ツワイゴフ
  • 出演:ソーラ・バーチ、スカーレット・ヨハンソン、ブラッド・レンフロ、イリーナ・ダグラス、スティーヴ・ブシェミ

何も知らないで観て衝撃的だった。面白くて。
ブラッド・レンフロ働くコンビニでの死闘、憎めないスティーヴ・ブシェミ、途中で引っ込んでしまうソーラ・バーチの父。
ここからスカーレット・ヨハンソンが天下取るとは。傑作からステップアップするのは主役ではないのだ。

2002.12.23 , 2011.05.02

F-2

トゥルーマン・ショー

  • 公開:1998年
  • 時間:103分
  • 監督:ピーター・ウィアー
  • 出演:ジム・キャリー、エド・ハリス、ローラ・リニー、ノア・エメリッヒ、ナターシャ・マケルホーン、ポール・ジアマッティ、フィリップ・ベイカー・ホール

空から照明器具が降ってきたところから始まる、トゥルーマンの世界の真実。
演者のアンサンブルが素晴らしいですよ。特にローラ・リニーとエド・ハリスは神がかってる。
1998年の作品なのでかなり昔の作品になってしまったが、いつまでも鑑賞に耐えうる素晴らしい作品だと思う。

2011.02.28 , 2016.12.30

F-3

ゴスフォード・パーク

  • 公開:2001年
  • 時間:137分
  • 監督:ロバート・アルトマン
  • 出演:ヘレン・ミレン、エミリー・ワトソン、クライヴ・オーウェン、ライアン・フィリップ、クリスティン・スコット・トーマス、ジェレミー・ノーサム

もろ群像劇で、はっきりした主人公もいない。断片的な会話などで物語が紡がれていく。
本来であれば非常に難しいジャンルなのであるが、本作では全体的な雰囲気づくりが圧倒的に優れており、なおかつテンポも最適。正直なところ話はよくわからなくても観てて気分良いというか、上質な作品を鑑賞してる気になるのだ。
ロバート・アルトマンの集大成という感じ。後を継ぐ者はいるのだろうか。

2005.08.29 , 2011.06.14

F-4

ハード・プレイ

  • 公開:1992年
  • 時間:115分
  • 監督:ロン・シェルトン
  • 出演:ウェズリー・スナイプス、ウディ・ハレルソン、ロージー・ペレス

何度も観てるストリートバスケの映画。そもそも最近はあまり見かけないジャンルか。
スターになる直前のウェズリー・スナイプスとウディ・ハレルソンの演技がとても良い。
白人は飛べない話、Qから始まる単語。

2010.04.18 , 2016.12.18

F-5

オーロラの彼方へ

  • 公開:2000年
  • 時間:117分
  • 監督:グレゴリー・ホブリット
  • 出演:ジム・カヴィーゼル、デニス・クエイド、ノア・エメリッヒ

時を超えた無線機での交流。しかも親子。熱い。
サスペンス要素もまじえてるし、これでもかと良い映画のエッセンスをぶちこんでいる。
観る人の状況によって感動の度合いは変わるだろうなと思う。家族持ちが観たらめちゃくちゃ熱いはず。

2012.06.08

F-6

キンキー・ブーツ

  • 公開:2005年
  • 時間:107分
  • 監督:ジュリアン・ジャロルド
  • 出演:ジョエル・エドガートン、キウェテル・イジョフォー、ニック・フロスト

老舗の靴メーカーがドラァグ・クイーン向けに靴を製造する話。
「スーパーの女」メソッドで、王道。これこそマーケティングだという側面もあって面白い。
出演者も実に良い。アンサンブル。職人がみせる意地。

2012.07.22

F-7

ある日どこかで

  • 公開:1980年
  • 時間:103分
  • 監督:ヤノット・シュワルツ
  • 出演:クリストファー・リーヴ、ジェーン・シーモア、クリストファー・プラマー

変わり種タイムトラベルもの。想いは念ずれば叶うのである。
ジェーン・シーモアが美人すぎる。何故この作品はヒットしなかったのだろうか。
時空を超えたラブストーリーとしては小粒であるものの、確かな満足。

2012.06.23

F-8

パーフェクト・センス

  • 公開:2011年
  • 時間:92分
  • 監督:デヴィッド・マッケンジー
  • 出演:ユアン・マクレガー、エヴァ・グリーン、コニー・ニールセン、スティーヴン・ディレイン、ユエン・ブレムナー

だんだんと五感が失われていく世界。ユアン・マクレガーとエヴァ・グリーンの純愛。
世の評価はそんなに高くないみたいだけど、終盤の絶望感と畳み掛けるようなラスト。映画的だったと思う。
エヴァ・グリーンならではの厭世感がぴったりしてます。

2012.06.09

F-9

キック・オーバー

  • 公開:2012年
  • 時間:95分
  • 監督:エイドリアン・グランバーグ
  • 出演:メル・ギブソン、ピーター・ストーメア、ケヴィン・ヘルナンデス、ドロレス・エレディア、ダニエル・ヒメネス・カチョ

メル・ギブソンのまだまだいけるぜ的な活劇。舞台は開放的な刑務所。
冒頭から「こんな刑務所あるのか」という驚き。したたかに立ち回るメル・ギブソン。
子供のために頑張るという話がわかりやすい。ピーター・ストーメアもいかにもな役。

2013.04.04 , 2016.10.01

F-10

プレミアム・ラッシュ

  • 公開:2012年
  • 時間:91分
  • 監督:デヴィッド・コープ
  • 出演:ジョゼフ・ゴードン=レヴィット、マイケル・シャノン、ダニア・ラミレス、ジェイミー・チャン

CG多用の軽快なドラマ。メッセンジャーが巻き込まれるサスペンスだがジョゼフ・ゴードン=レヴィットという存在が軽め味付けにしてくれている。
こういった素材をハリウッドで料理するとこうなるのかという感じ。
観終わって損な気分にはさせない。映画っていいなという見本。

2013.05.15

 

G 驚異的CGの体験

CGは登場以来、映画にとって重要な存在感となった。この10年20年でさらに進化して実世界と見分けがつかないレベルまで高まっている。
当然だが、CGが凄いからといって映画も面白いということにはならない。しかし、CGなくして成立し得なかった作品があることも事実だ。

G-1

チャッピー

  • 公開:2015年
  • 時間:120分
  • 監督:ニール・ブロムカンプ
  • 出演:シャールト・コプリー、ヒュー・ジャックマン、シガニー・ウィーバー

ニール・ブロムカンプ作品はどれもこれもCGのクオリティが驚異的だと思う。
本作品はその中でも最初から最後まで主人公のチャッピーがCGであり、周囲との溶け込み方は凄まじい。
映画としても感情移入しやすくお薦め。いまCGはこうなってるという見本。

2015.11.22

G-2

カールじいさんの空飛ぶ家

  • 公開:2009年
  • 時間:96分
  • 監督:ピート・ドクター
  • 出演:クリストファー・プラマー、デルロイ・リンドー

初めて観たときに冒頭のカールじいさんが一人になるまでの経緯を表現してるところでジーンとなった。
ピクサー作品でもちろん全編CGだ。感動も迫力もあってエンタメとしても優れている。
実写との融合系のCGと違い、アニメ系CGでは出色の出来ではないでしょうか。

2010.12.03

G-3

インターステラー

  • 公開:2014年
  • 時間:169分
  • 監督:クリストファー・ノーラン
  • 出演:マシュー・マコノヒー、アン・ハサウェイ、ウェス・ベントレー、マット・デイモン、ジェシカ・チャステイン、マッケンジー・フォイ、エレン・バースティン、マイケル・ケイン、ケイシー・アフレック、ジョン・リスゴー、トファー・グレイス、デヴィッド・オイェロウォ

作品自体も人類の遺産に匹敵するような出来だと(個人的には)思っているが、CGも強力。
人類が滅びゆく砂という厄災の表現。砂が部屋内で紡ぎ出すメッセージ。3次元を超えた世界。自立型ロボット。細かい色々なところでCGに溢れている。
最後のほうのブラックホールの表現とかも凄かった。

2015.05.03 , 2016.12.03

G-4

アイ,ロボット

  • 公開:2004年
  • 時間:105分
  • 監督:アレックス・プロヤス
  • 出演:ウィル・スミス、ブリジット・モイナハン、ジェームズ・クロムウェル、ブルース・グリーンウッド、シャイア・ラブーフ

つるんとしたロボット造形。いかにもCGな軍団戦闘。でも面白い。
サブキャラのロボットがけっこう出番が多いことで正面からCGに挑んだ作品であるといえる。
自我をもったロボットということで少しずつ人間味が加わっていく様子がリアル。

2005.03.12 , 2005.08.14 , 2016.06.13

G-5

スター・ウォーズ/フォースの覚醒

  • 公開:2015年
  • 時間:136分
  • 監督:J・J・エイブラムス
  • 出演:ハリソン・フォード、マーク・ハミル、キャリー・フィッシャー、アダム・ドライバー、デイジー・リドリー、ジョン・ボイエガ、オスカー・アイザック、ルピタ・ニョンゴ、ドーナル・グリーソン、マックス・フォン・シドー、サイモン・ペグ、ダニエル・クレイグ

2015年から2016年にかけて映画館とDVDレンタルを席巻したシリーズ最新作。
正直色あせていく過去シリーズに比べ、最新エンタメとして最高のCGが用意されている。
おそらくどの場面にもCG処理がなされているのだろうが、とても自然で素晴らしい出来。ぜひ観るべき。

2016.05.29

G-6

スター・トレック

  • 公開:2009年
  • 時間:126分
  • 監督:J・J・エイブラムス
  • 出演:クリス・パイン、ザカリー・クイント、ブルース・グリーンウッド、カール・アーバン、ゾーイ・サルダナ、サイモン・ペグ、アントン・イェルチン、ウィノナ・ライダー、クリス・ヘムズワース、レナード・ニモイ、エリック・バナ

「スター・トレック」と「スター・ウォーズ」の両方を手がけるJ・J・エイブラムス。とんでもないな。
登場人物を絞っているのとその成長物語。エンタメとして「スター・トレック」のほうがわかりやすい。
CGの見どころもたっぷりです。続編も劣らぬ面白さ。

2009.12.12 , 2016.06.18 , 2016.10.02

G-7

クローバーフィールド/HAKAISHA

  • 公開:2008年
  • 時間:85分
  • 監督:マット・リーヴス
  • 出演:マイケル・スタール=デヴィッド、マイク・ヴォーゲル、オデット・ユーストマン、ジェシカ・ルーカス

これもJ・J・エイブラムス組だ。自由の女神の頭部が転がってくるシーンが印象的。
実際の脅威である「あいつ」の正体も後半ではある程度可視化される。しかしカメラ視点で延々と続けるのでそこの処理が工夫されている。
ただCGを発展させるだけでなく、ビデオフレームにおさめるという丁寧な仕事。

2008.10.03 , 2010.02.13 , 2016.01.17

G-8

宇宙戦争

  • 公開:2005年
  • 時間:85分
  • 監督:スティーヴン・スピルバーグ
  • 出演:トム・クルーズ、ダコタ・ファニング、ジャスティン・チャットウィン、ミランダ・オットー、ティム・ロビンス、モーガン・フリーマン

序盤の宇宙人の猛攻が始まるシーンは圧巻。
車で逃げるところも背景の高速道路がドッカンドッカンで凄い。最初に観たとき本当に驚いた。
それ以外でも、フェリーのシーンやティム・ロビンス宅で姿を現す宇宙人など見どころたくさん。

2005.11.29 , 2008.12.14 , 2014.12.30

G-9

第9地区

  • 公開:2009年
  • 時間:111分
  • 監督:ニール・ブロムカンプ
  • 出演:シャールト・コプリー

ニール・ブロムカンプ作品はどれもCGが出色の出来。
宇宙人の造形、実写への融合具合、あと空に浮かぶ宇宙船、パワーアーマーといった諸々のギミックが全て綺麗に処理されている。
最後のほうではエビに同情すらしてくる。不思議な体験。

2010.09.12 , 2015.10.16

G-10

エクス・マキナ

  • 公開:2015年
  • 時間:108分
  • 監督:アレックス・ガーランド
  • 出演:アリシア・ヴィキャンデル、ドーナル・グリーソン、オスカー・アイザック、ソノヤ・ミズノ

アリシア・ヴィキャンデルがロボットであることのCG処理は実に繊細。
後半のオスカー・アイザックへの反逆もロボットだったらという仮定が生々しくて実にスリリング。
どこまでがCGなのか判別しづらい作品でもある。細かいコンピュータ製品などのギミックもそうかもしれない。CGが登場人物以外でそこまで主張しない、控えめな作品。

2016.12.11

 

H おさえておきたい定番の名作

最新のCGアクション映画も日常には必要だが、これまでの数十年があってこそというものだ。
決して色褪せない輝きというものがある。深い感動だったり強烈な作り手のメッセージだったり、一度観たら一生忘れないような作品がいくつか存在する。

H-1

セント・オブ・ウーマン/夢の香り

  • 公開:1992年
  • 時間:157分
  • 監督:マーティン・ブレスト
  • 出演:アル・パチーノ、クリス・オドネル、ジェームズ・レブホーン、ガブリエル・アンウォー、フィリップ・シーモア・ホフマン、ロン・エルダード

これぞアル・パチーノという代表作の一つ。これまで「ゴッドファーザー」「セルピコ」「カリートの道」など重厚なドラマ作品があったが、本作ではガッツリ感動作。
最後の大演説。ガブリエル・アンウォーの美しさ。
前作が「ミッドナイト・ラン」なのだから恐ろしい。しかし2000年以降ほとんど活動していないマーティン・ブレスト。今は何をしてるんだろうか。

2004.12.20 , 2008.08.15 , 2015.06.27

H-2

アポカリプト

  • 公開:2006年
  • 時間:139分
  • 監督:メル・ギブソン
  • 出演:ルディ・ヤングブラッド、ダリア・エルナンデス、ヘラルド・タラセーナ、ラオウル・トルヒーヨ

全編マヤ語のR指定作品。
作品全体を支配する「他の映画とは何か違う」感が半端ない。あと圧倒的なテンポ。
食わず嫌いの人が多いと思いますが、絶対に面白い作品。観たほうがいい。

2010.02.15 , 2013.04.15

H-3

ライフ・イズ・ビューティフル

  • 公開:1997年
  • 時間:117分
  • 監督:ロベルト・ベニーニ
  • 出演:ロベルト・ベニーニ、ニコレッタ・ブラスキ、ジョルジョ・カンタリーニ

前半と後半で大きく内容が転換する。どちらも見応えあり。
「ライフ・イズ・ビューティフル」に感動しないなんていう人がいるんだろうか。クライマックスなんて相当のものですよ。
ロベルト・ベニーニはこの作品よりも優れた作品を作り出せるのだろうか。

2008.09.18 , 2016.12.17

H-4

レイジング・ブル

  • 公開:1980年
  • 時間:129分
  • 監督:マーティン・スコセッシ
  • 出演:ロバート・デ・ニーロ、キャシー・モリアーティ、ジョー・ペシ

「デ・ニーロ・アプローチ」の最たる例。ボクサーが転落して超肥満体型になったのは本当に驚いた。
全編モノクロで緊張感のある演出。ファイトシーンも迫力。
マーティン・スコセッシとロバート・デ・ニーロのコンビの集大成の一つ。

2012.08.18

H-5

レインマン

  • 公開:1988年
  • 時間:134分
  • 監督:バリー・レヴィンソン
  • 出演:ダスティン・ホフマン、トム・クルーズ、ヴァレリア・ゴリノ

ダスティン・ホフマンにとってもトム・クルーズにとっても大きな転機。
サヴァン症候群を題材にした作品では最も有名か。根っこのところで深い兄弟愛がとても良いです。
ハンス・ジマーによる音楽も非常に良いです。名作。

2009.10.10 , 2017.02.04

H-6

未来世紀ブラジル

  • 公開:1985年
  • 時間:142分
  • 監督:テリー・ギリアム
  • 出演:ジョナサン・プライス、ロバート・デ・ニーロ、キム・グライスト、マイケル・ペイリン、キャサリン・ヘルモンド、ボブ・ホスキンス、イアン・ホルム、ジム・ブロードベント

アイデアに溢れる作品で、1カットごとに執念を感じる。
手作り感の強いカルト作。不思議な面白さがあって映画好きならおさえておきたい作品。
ロバート・デ・ニーロが出演しているのが驚き。どういう経緯だったのだろう。

2009.02.24 , 2016.12.25

H-7

タクシードライバー

  • 公開:1976年
  • 時間:114分
  • 監督:マーティン・スコセッシ
  • 出演:ロバート・デ・ニーロ、シビル・シェパード、ジョディ・フォスター、ハーヴェイ・カイテル

70年代の有名映画の一つでしょう。「You talkin’ to me?」
絶好調のロバート・デ・ニーロ、当時まだティーンエイジャーになったばかりのジョディ・フォスター。
重苦しいアメリカの不景気と底辺。こんなにも治安の悪そうな場所が世界の金融の中心なのか。不思議だ。

2015.06.07

H-8

プライベート・ライアン

  • 公開:1998年
  • 時間:170分
  • 監督:スティーヴン・スピルバーグ
  • 出演:トム・ハンクス、トム・サイズモア、エドワード・バーンズ、バリー・ペッパー、アダム・ゴールドバーグ、ヴィン・ディーゼル、ジョバンニ・リビシ、マット・デイモン、デニス・ファリーナ、ポール・ジアマッティ

冒頭の上陸シーンからして圧巻。戦争を再現するかのような迫力。
出演者も超豪華。特にトム・サイズモアとバリー・ペッパーは素晴らしい。
とても長い作品ですが、他にはない迫力と戦争へのメッセージががっつり込められた作品であります。必見。

2008.11.20 , 2016.10.19

H-9

グッドフェローズ

  • 公開:1990年
  • 時間:145分
  • 監督:マーティン・スコセッシ
  • 出演:レイ・リオッタ、ロバート・デ・ニーロ、ジョー・ペシ、ロレイン・ブラッコ、ポール・ソルヴィノ、サミュエル・L・ジャクソン、イリーナ・ダグラス

90年代を飾る映画のひとつ。レイ・リオッタの代表作だろう。
スコセッシの奏でる「長い物語」手法が確立された感がある。エピソードを連続させて、そこにテンポの良い演出や音楽。
ジョー・ペシの存在感が凄すぎ。本当にこいつは危ない奴だと思った人は多いはず。

2008.09.30 , 2016.12.08

H-10

ゴッドファーザー

  • 公開:1972年
  • 時間:177分
  • 監督:フランシス・フォード・コッポラ
  • 出演:マーロン・ブランド、アル・パチーノ、ジェームズ・カーン、ジョン・カザール、タリア・シャイア、ロバート・デュヴァル、ダイアン・キートン

70年代の代表作の一つか。長尺ながら、重厚なエピソードが連続して飽きさせない。
アル・パチーノを始めとする出演者がスターになるきっかけとなった作品。
続編(パート2)と、少し期間をあけて作られたパート3もお薦め。

2007.10.24 , 2016.03.05

 

I 深い感動を味わえる映画

映画には心を揺り動かす感動のシーンがつきものだ。必須要素ではないだろうが、無いと映画として成立し得ない場合が多い。
それはストーリーが存在するからだ。そしてただ盛り上げるだけでなく心をゆさぶる。

I-1

リトル・ミス・サンシャイン

  • 公開:2006年
  • 時間:100分
  • 監督:ジョナサン・デイトン
  • 出演:グレッグ・キニア、スティーヴ・カレル、トニ・コレット、ポール・ダノ、アビゲイル・ブレスリン、アラン・アーキン、ブライアン・クランストン

達者な出演陣によるロードムービー。黄色いバンが目印。
みんなで壇上にあがって踊るところがハイライトだが、それまでも良い場面ばかり。
観終わったら必ず人に薦めたくなるはず。

2007.07.12 , 2016.05.30

I-2

プールサイド・デイズ

  • 公開:2013年
  • 時間:103分
  • 監督:ナット・ファクソン、ジム・ラッシュ
  • 出演:リアム・ジェームズ、スティーヴ・カレル、トニ・コレット、アリソン・ジャニー、アナソフィア・ロブ、サム・ロックウェル

バイト先での交流から育まれる温かい物語。
サム・ロックウェルの自由人ぷりが見事にはまっている。ベストプレイのひとつだと思う。
この手の成長物語系ではトップクラスの脚本。お薦め。

2015.06.22

I-3

プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命

  • 公開:2012年
  • 時間:140分
  • 監督:デレク・シアンフランス
  • 出演:ライアン・ゴズリング、ブラッドレイ・クーパー、エヴァ・メンデス、レイ・リオッタ、ベン・メンデルソーン、ローズ・バーン、デイン・デハーン、エモリー・コーエン

ライアン・ゴズリングは本当に素晴らしい仕事を続けている。
デイン・デハーンやエモリー・コーエンといった若手の台頭。じわじわと新旧交代が進む作品。
宿命というタイトルはぴったり。長い物語だが力作・良作のお手本。

2014.05.19

I-4

レディ・イン・ザ・ウォーター

  • 公開:2006年
  • 時間:110分
  • 監督:M・ナイト・シャマラン
  • 出演:ポール・ジアマッティ、ブライス・ダラス・ハワード、ジェフリー・ライト、M・ナイト・シャマラン

公開当時は非常に評判が悪かった。M・ナイト・シャマランへの期待が高すぎた。
ブライス・ダラス・ハワードの存在感と、予想しづらい話の展開は一級。
ポール・ジアマッティが最後まで奮闘した結末は、実は深い感動。一度観て印象悪かった人も再度観るべきだ。

2007.02.01 , 2008.07.10 , 2014.11.11

I-5

死ぬまでにしたい10のこと

  • 公開:2003年
  • 時間:106分
  • 監督:イザベル・コイシェ
  • 出演:サラ・ポーリー、スコット・スピードマン、マーク・ラファロ、アマンダ・プラマー、レオノール・ワトリング、マリア・デ・メディロス、アルフレッド・モリーナ

若くして余命2ヶ月となった母親の物語。死ぬ前にやりたいことをリストアップしていくところの演出は圧巻だ。
最初っから最後まで心を揺さぶられる。サラ・ポーリーが実に良い。
マーク・ラファロの存在により旦那が可哀そうだなと思うが、でも仕方がない。死ぬまでにしたいリストなのだから。

2010.11.08

I-6

みんな元気

  • 公開:2009年
  • 時間:100分
  • 監督:カーク・ジョーンズ
  • 出演:ロバート・デ・ニーロ、ドリュー・バリモア、ケイト・ベッキンセイル、サム・ロックウェル、メリッサ・レオ

子供たちのもとを訪れる父が、最後にある秘密を知る。
感動の演出をがっつり盛り込んでくる。出演者も豪華で実に味わい深い作品。
ロバート・デ・ニーロにもまだまだ良作がまわってくるのだ。

2011.02.17

I-7

ディス/コネクト

  • 公開:2012年
  • 時間:115分
  • 監督:ヘンリー=アレックス・ルビン
  • 出演:ジェイソン・ベイトマン、ホープ・デイヴィス、フランク・グリロ、ポーラ・パットン、アンドレア・ライズボロー、アレクサンダー・スカルスガルド

SNSを媒介とした3つの物語が重厚に交錯。
意外にもジェイソン・ベイトマンがシリアス路線で非常に達者。
とても力作で、深い感動が用意されている。お薦め。ぜひ観たほうがいい。

2014.12.13

I-8

きみに読む物語

  • 公開:2004年
  • 時間:123分
  • 監督:ニック・カサヴェテス
  • 出演:ライアン・ゴズリング、レイチェル・マクアダムス、ジェームズ・マースデン、サム・シェパード

「最後の初恋」「セイフ ヘイヴン」「かけがえのない人」など感動モノを安定して送り出すニコラス・スパークス原作。
ライアン・ゴズリングとレイチェル・マクアダムスというキャスティングも素晴らしい。
感動のツボというものをプロが押しまくるみたいな作品だ。昼ドラ好きにはたまらないはず。

2012.06.06

I-9

私の中のあなた

  • 公開:2009年
  • 時間:109分
  • 監督:ニック・カサヴェテス
  • 出演:キャメロン・ディアス、アビゲイル・ブレスリン、アレック・ボールドウィン、ジェイソン・パトリック、ジョーン・キューザック

白血病で骨髄移植を待つ少女。その妹が親を訴えるという予想外のストーリー。
キャメロン・ディアスも良作に出会った。アビゲイル・ブレスリンは子役ながら貫禄あり。
原作とは大きく異なるようだ。すでに読んでいる人もぜひ。

2012.06.28

I-10

BIUTIFUL ビューティフル

  • 公開:2010年
  • 時間:148分
  • 監督:アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ
  • 出演:ハビエル・バルデム

アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥがギジェルモ・アリアガとのタッグを組まず自身が脚本も兼ねた作品。でも高評価。
スペインの裏社会というか底辺が舞台で重すぎてどうするという話。
主人公が余命わずかという設定がバシバシ生きて感動に昇華しております。

2012.10.26

 

J 惹き込まれるストーリー

優れた脚本技術によって練り込まれた物語は、観る者を惹き付ける。先の読めない展開、知性あふれる会話、謎が明かされる瞬間などだ。
概して優れた脚本には高値がつく。日常世界であろうと創作世界であろうと、脚本の優れた作品は優れた映画になる可能性が高い。

J-1

ナイトクローラー

  • 公開:2014年
  • 時間:118分
  • 監督:ダン・ギルロイ
  • 出演:ジェイク・ギレンホール、レネ・ルッソ、ビル・パクストン

「ボーン・レガシー」で共同脚本(監督は兄のトニー・ギルロイ)を務めたダン・ギルロイの初監督作にして話題作。
アマチュアジャーナリストが行き過ぎる話。ジェイク・ギレンホールが実に好演。「タクシードライバー」や「キング・オブ・コメディ」を想起させる。
冒頭からクライマックスまで実に惹き込まれる。お薦め。

2016.05.27

J-2

ラッキー・ユー

  • 公開:2007年
  • 時間:124分
  • 監督:カーティス・ハンソン
  • 出演:エリック・バナ、ドリュー・バリモア、ロバート・デュバル、チャールズ・マーティン・スミス、ロバート・ダウニー・Jr、マイケル・シャノン

ポーカーを題材としながら、男女の惹かれ合いや親子の確執も描く。
劇中のポーカー大会についての整理された描写が好感。ルールそのものや各プレイヤーの思惑もわかりやすく、話の展開が丁寧。
同タイプの作品ではここまで脚本がしっかりしているのは無いと思う。普通に見えて実は匠の仕事。

2011.05.28 , 2014.11.23

J-3

ドラフト・デイ

  • 公開:2014年
  • 時間:110分
  • 監督:アイヴァン・ライトマン
  • 出演:ケビン・コスナー、ジェニファー・ガーナー、フランク・ランジェラ、エレン・バースティン、ロザンナ・アークエット

NFLドラフトを巡る物語。
複数チームの多数の関係者の思惑がぐるぐる動くので整理整頓が大変だが、そこは丁寧に処理されていて理解しやすい。
ドラフトを舞台にしてこんなに駆け引きや感情のぶつかりあいが短時間に起こるのかと驚く。とても濃い話。

2015.08.31

J-4

クーデター

  • 公開:2015年
  • 時間:103分
  • 監督:ジョン・エリック・ドゥードル
  • 出演:オーウェン・ウィルソン、レイク・ベル、ピアース・ブロスナン

とある東南アジアの国で起きたクーデターに巻き込まれた家族の必死の逃亡劇。
面クリア型のアクション映画の形ながら、要所ではこんなことになった振り返りとか見逃してくれる人とか、いろいろ劇的なのである。
長いエレベーターの沈黙とか、屋上から隣ビルに移る手段とか、国境越えとか、えらく見せ場を詰め込んで飽きさせなかった。

2016.08.23

J-5

コンテイジョン

  • 公開:2011年
  • 時間:105分
  • 監督:スティーブン・ソダーバーグ
  • 出演:マリオン・コティヤール、マット・デイモン、ローレンス・フィッシュバーン、ジュード・ロウ、グウィネス・パルトロウ、ケイト・ウィンスレット、ブライアン・クランストン

パンデミックものとして圧倒的な力作か。過剰な演出に走らず、じわじわ来る恐怖で惹き込まれる。
出演者多数で各方面でこの疾病に取り組んでいくわけだが、とてもわかりやすい描写でどの場面も面白い。
最後の繋がり方もまた良い。音楽も良い。ソダーバーグもまだ良い仕事をするのだ。

2012.03.07 , 2016.11.08

J-6

オール・イズ・ロスト 最後の手紙

  • 公開:2013年
  • 時間:100分
  • 監督:J・C・チャンダー
  • 出演:ロバート・レッドフォード

出演者は一人、しかもセリフはほとんど無し。だが優れた脚本。
淡々と遭難の模様を綴る。登場人物は船や海への知識もあり対処もできる。それでも遭難から生還できるか不明。
じりじりした焦燥感。よくこういうのを作るもんだ。力作。

2014.10.20

J-7

オブリビオン

  • 公開:2013年
  • 時間:124分
  • 監督:ジョセフ・コシンスキー
  • 出演:トム・クルーズ、モーガン・フリーマン、オルガ・キュリレンコ、アンドレア・ライズボロー、メリッサ・レオ、ゾーイ・ベル

謎の雰囲気から始まって謎が解明されていくまでの惹き付け力が凄い。トム・クルーズはスターなんだなあと感じる作品。
アンドレア・ライズボローの謎の美女感が強くて良い。でも薄幸ぽい感じもあってこれまた良い。
惹きが強いストーリーと、その絵を確実に裏付けする繊細なCG。佳作である。お薦め。

2013.10.18

J-8

フライト

  • 公開:2012年
  • 時間:139分
  • 監督:ロバート・ゼメキス
  • 出演:デンゼル・ワシントン、ドン・チードル、ケリー・ライリー、ジョン・グッドマン、ブルース・グリーンウッド、メリッサ・レオ

ロバート・ゼメキスらしく、CGが効果的に作用する作品。
サスペンスっぽいと思えてしまうが実は重厚なドラマである。デンゼル・ワシントンの達者な演技が冴えるが、それを支えるのはしっかり練られた脚本だ。
どこに着地するのか読めない展開。観終わると深い余韻が残るはず。

2013.08.07

J-9

スティーブ・ジョブズ

  • 公開:2015年
  • 時間:122分
  • 監督:ダニー・ボイル
  • 出演:マイケル・ファスベンダー、ケイト・ウィンスレット、セス・ローゲン、ジェフ・ダニエルズ、マイケル・スタールバーグ、キャサリン・ウォーターストン、サラ・スヌーク

アシュトン・カッチャー版ではないほう。脚本はアーロン・ソーキン。
観始めてしばらくして気づくが1984年と1988年と1998年のそれぞれのジョブズを描いていて、それぞれのパートが実にスピーディで良い。
これも観終わって深い感動がある。でも周りの人はホントに大変だったんだろうな。

2016.09.07

J-10

バンテージ・ポイント

  • 公開:2008年
  • 時間:90分
  • 監督:ピート・トラヴィス
  • 出演:デニス・クエイド、マシュー・フォックス、フォレスト・ウィテカー、ブルース・マッギル、エドガー・ラミレス、ゾーイ・サルダナ、シガニー・ウィーバー、ウィリアム・ハート

大統領狙撃事件を、その場に居合わせた複数の人物の視点から追いかける。
何度も時間をプレイバックしていくうちに全貌が見えていく。とにかく惹き付けられる。
出演者がどいつもこいつも良いし曲者の顔である。90分という短い尺ながら、確かな満足感。とても良くできた脚本。

2008.08.29 , 2016.05.10

 

K 重厚な題材を捉える力作

映画にはアクション、ラブコメのようなエンタメ作品とは一線を画す、とても重厚なドラマ作品も存在する。
観るにはそれなりの覚悟もいるが、深い感動だったり余韻を味わえる。ドキュメンタリとはまた異なる、優れた演出と脚本からなる作品がある。

K-1

ミスター・ノーバディ

  • 公開:2010年
  • 時間:141分
  • 監督:ジャコ・ヴァン・ドルマル
  • 出演:ジャレッド・レト、サラ・ポーリー、ダイアン・クルーガー、リン・ダン・ファン、リス・エヴァンス、ナターシャ・リトル

未来に人類は死から解放されたが、唯一のこれから死んでいく老人がいて世界から注目されている。その老人が語るこれまでの人生。
とにかく脚本が秀逸で、それを見事に映像化。圧倒的な物量のイメージで深い感動もついてくるという凄まじい力作。
ジャレッド・レトをはじめ出演者もとても達者。どの人も儚く、「人生は走馬灯」を全体的に体現している。

2011.12.21 , 2016.01.21

K-2

テイク・シェルター

  • 公開:2011年
  • 時間:121分
  • 監督:ジェフ・ニコルズ
  • 出演:マイケル・シャノン、ジェシカ・チャステイン、シェー・ウィガム、キャシー・ベイカー、レイ・マッキノン

各賞を総ナメにして媒体評価も非常に高いがアカデミー賞にはノミネートすらなかったという奇作。
序盤からの惹き付けが半端ない。マイケル・シャノンとジェシカ・チャステインが本当に良い。
最後までどうなるのかドキドキで観ていて、最後の最後に「あー…」という顔で終わるのが何とも言えない。凄い作品である。

2012.11.09 , 2016.11.13

K-3

フローズン・リバー

  • 公開:2008年
  • 時間:97分
  • 監督:コートニー・ハント
  • 出演:メリッサ・レオ、ミスティ・アッパム、チャーリー・マクダーモット、マイケル・オキーフ

これが本当にアメリカで起きている話なのかと疑いたくなるような世界観。
設定とストーリー展開に惹き込まれ、あっという間にラスト。「なんだか凄い作品を観たな」という気分にさせられる。
長い下積みを経て40代でようやく開花するメリッサ・レオ。どんな役でも演じてどれも怪演となる凄み。

2010.12.27

K-4

グリーン・ゾーン

  • 公開:2010年
  • 時間:114分
  • 監督:ポール・グリーングラス
  • 出演:マット・デイモン、グレッグ・キニア、ブレンダン・グリーソン、エイミー・ライアン

不穏な空気感満載。イラク暫定政権下のバグダードが舞台。
大量破壊兵器は本当にあるのかという情報に振り回されたり異国の激しい白兵戦を凌いだりと、やたら目新しい見せ場が多い。世界にはこんな現実があるのかと思ってしまう。
マット・デイモンとポール・グリーングラスの息の合った作品づくりが垣間見られる。力作。

2010.11.24 , 2013.12.21

K-5

ザ・ロード

  • 公開:2009年
  • 時間:111分
  • 監督:ジョン・ヒルコート
  • 出演:ヴィゴ・モーテンセン、コディ・スミット=マクフィー、シャーリーズ・セロン、ロバート・デュヴァル、ガイ・ピアース、モリー・パーカー、マイケル・ケネス・ウィリアムズ

世界的に評価が高かったがアカデミー賞にはノミネートすらされず。悲運の力作。
文明が崩壊して塵に覆われたダークな世界で、飢餓に瀕する人類。ある親子はそんな中で旅を続ける。
絶望的な世界観、それでも目は死んでいないヴィゴ・モーテンセン。ダークすぎるが全体的なクオリティは凄まじいものがあります。お薦め。

2011.02.16

K-6

クレイジーズ

  • 公開:2010年
  • 時間:101分
  • 監督:ブレック・アイズナー
  • 出演:ティモシー・オリファント、ラダ・ミッチェル、ジョー・アンダーソン、ダニエル・パナベイカー

とある田舎町から始まる悲劇。一般的にはゾンビ映画とカテゴライズされるでしょう。でも突出した出来栄えだと思う。
単なるホラーとかじゃなく、脚本も演出も光る作品。出演者も達者。
感染モノとしては良く出来ている。ゾンビとの戦いとか苦手じゃなければ一度観ておいたほうがいい。

2012.05.31

K-7

ゴーン・ベイビー・ゴーン

  • 公開:2007年
  • 時間:114分
  • 監督:ベン・アフレック
  • 出演:ケイシー・アフレック、ミシェル・モナハン、モーガン・フリーマン、エド・ハリス、ジョン・アシュトン、エイミー・ライアン、エイミー・マディガン

ベン・アフレックの初監督作だからか、やたらと豪華なキャスティング。
誘拐された少女の捜索というエピソードを主軸にしているが全体的に重苦しい雰囲気を持続させている力作。
少女の母親エイミー・ライアンが強烈で、この作品を契機に出演作が幅広くなった。

2012.10.13

K-8

ブレイキング・ポイント

  • 公開:2008年
  • 時間:100分
  • 監督:ローワン・ウッズ
  • 出演:ケイト・ベッキンセール、ガイ・ピアース、フォレスト・ウィテカー、ダコタ・ファニング、ジェニファー・ハドソン、ジョシュ・ハッチャーソン、ジャッキー・アール・ヘイリー、ジーン・トリプルホーン

群像劇。ある事件に居合わせた人たち、そのトラウマ。
役者陣が作品のクオリティを数段引き上げている。ただでさえ重苦しいドラマがますます重厚に。
とにかくあのダイナーでの出来事ですよ。フォレスト・ウィテカーの顔なあ。ホントに凄いもんだ。

2010.12.30 , 2013.01.21

K-9

プレシャス

  • 公開:2009年
  • 時間:104分
  • 監督:リー・ダニエルズ
  • 出演:ガボレイ・シディベ、モニーク、ポーラ・パットン、マライア・キャリー、レニー・クラヴィッツ

出てるキャストには何なんだ感があるが、想像しないような底辺の壮絶な世界。
テレビ投げるとはなあ…あれは驚いた。
一度観たらもうかなりお腹いっぱいです。超重量級の作品。

2010.12.02

K-10

神々と男たち

  • 公開:2010年
  • 時間:120分
  • 監督:グザヴィエ・ボーヴォワ
  • 出演:ランベール・ウィルソン、マイケル・ロンズデール、オリヴィエ・ラブルダン

実際に起きた修道士誘拐殺害事件を元にした作品。
パルム・ドールのノミネート作品だが、アカデミー外国映画賞のノミネートはされず。いやいやこれ結構な重量感でしたよ。
とにかくストイックな生活と忍び寄る不穏な空気がじわじわ来る。実際の凄惨なところは描写しないのがまた重い。

2012.09.10

 

L タイムトラベル、時間軸の操作

もともと「バック・トゥ・ザ・フューチャー」が好きなのでタイムトラベルものは鉄板ジャンルだと思っている。技術云々ではなくて、それにより運命が変わったり、良いことも良くないことも起こったり。
非常に知的好奇心を満たしてくれるジャンルだと思う。嫌いな人っているんだろうか。

L-1

バタフライ・エフェクト

  • 公開:2004年
  • 時間:114分
  • 監督:エリック・ブレス、J・マッキー・グラバー
  • 出演:アシュトン・カッチャー、エイミー・スマート、ウィリアム・リー・スコット、エルデン・ヘンソン、メローラ・ウォルターズ、エリック・ストルツ

タイムトラベルものでは有名でしょう。日本でもヒットした。アシュトン・カッチャーは製作総指揮も。
大学の自室でひたすら強く念じるとタイムトラベル。理由は割りとどうでもよくて、過去を変えたことで未来がねじれまくる悲劇。
わかりやすい方だと思う。エンディングは大人な感じである。続編も作られたがそんなに弾けなかった。

2007.05.10 , 2016.03.24

L-2

プライマー

  • 公開:2004年
  • 時間:77分
  • 監督:シェーン・カルース
  • 出演:シェーン・カルース、デヴィッド・サリバン

難解SFスリラーとして有名。初見じゃ何が何だかわからないと思う。
ガレージ会社で頑張ろうとしていたグループに亀裂。残った2人は偶然にもタイムトラベル装置を作成してしまった。実験してみようと意気込むが、そこには罠がたっぷりで…みたいな話。
もうとにかく難解。頭が良すぎる奴が話を組み立てた感じ。何もここまでしなくても、という伏線ばかりの作品。一度は観たほうがいい。

2007.02.13 , 2012.01.12

L-3

プリデスティネーション

  • 公開:2014年
  • 時間:97分
  • 監督:マイケル・スピエリッグ、ピーター・スピエリッグ
  • 出演:イーサン・ホーク、サラ・スヌーク、ノア・テイラー

こちらも「プライマー」と同様に、ややこしい系のSFミステリー。サラ・スヌークの妖しい出で立ちが全て。様々な時代に行ったり来たり。
でも理解しやすいと思う。ストーリーは先を読みやすいかも。なるべく予備知識ゼロで観ることをお薦めする。
とにかくサラ・スヌークである。こんな達者な人がいるのかという感じ。

2015.09.04

L-4

メメント

  • 公開:2000年
  • 時間:113分
  • 監督:クリストファー・ノーラン
  • 出演:ガイ・ピアース、キャリー=アン・モス、ジョー・パントリアーノ

タイムトラベルするわけじゃないが、作品の構造が時間を逆行していく進行である。とても凝った作品。
10分しか記憶を保てないので、自分の体にイレズミで記録を残したりする。何かがあって、その真実を探す話。
観終わってよくよく考えてみると、ガイ・ピアースは何かをやり遂げたというわけでもない。しょうもないトラブルに巻き込まれてしまった感じ。でも映画的である。不思議。

2012.03.05

L-5

タイム・クライムス

  • 公開:2007年
  • 時間:92分
  • 監督:イグナシオ・ビガロンド
  • 出演:カラ・エレハルデ、カンデラ・フェルナンデス、バルバラ・ゴエナガ

スペイン発のタイムトラベル・スリラー。「プライマー」のように低予算感すごい。けれども本格。
引っ越してきた夫婦。夫は双眼鏡で周囲を観察すると裸の若い女性を見つけた。フラフラ近づいてみると…みたいな話。わざわざ自分から事を起こして、ややこしくして、タイムトラベルして、悲劇みたいな。
伏線はしっかり回収される。最後のほうはうまいなあ悲劇だなあと感心する。世界は広い。こんな優れた作品があるのだ。

2015.12.02

L-6

アバウト・タイム 愛おしい時間について

  • 公開:2013年
  • 時間:124分
  • 監督:リチャード・カーティス
  • 出演:ドーナル・グリーソン、レイチェル・マクアダムス、ビル・ナイ、リディア・ウィルソン、マーゴット・ロビー

タイムトラベルとラブストーリー。かと思いきや、最後は親子愛の感動。タイムトラベルもので純粋に感動へ振り切った作品は珍しいかも。
てっきりレイチェル・マクアダムス主演かと勘違いさせてくれるクリエイティブ。ビル・ナイとドーナル・グリーソン親子の物語です。
深い感動は保証されている。タイムトラベル好きなら必見。

2015.06.07

L-7

きみがぼくを見つけた日

  • 公開:2009年
  • 時間:110分
  • 監督:ロベルト・シュヴェンケ
  • 出演:レイチェル・マクアダムス、エリック・バナ、アーリス・ハワード、ロン・リビングストン、スティーヴン、トボロウスキー

こちらもレイチェル・マクアダムス。タイムトラベルするのはエリック・バナ。でも彼の意思とは無関係にポンポン時間旅行する。
基本的に予期せぬタイムトラベルに恋愛、夫婦の絆を絡ませる。色々考えるものだ。
単なるタイムトラベルだけで終わらない。すごーく深いテーマを抱えた作品である。

2012.05.26

L-8

Re:プレイ

  • 公開:2004年
  • 時間:92分
  • 監督:ローランド・ズゾ・リヒター
  • 出演:ライアン・フィリップ、サラ・ポーリー、パイパー・ペラーボ、ロバート・ショーン・レナード、スティーヴン・ラング

タイムトラベルものではないが、物語の構成が時代を行ったり来たりする謎盛りだくさんの作品。
事故で目覚めると直近の記憶がなくなっている主人公。その主人公に妻がくる。でも別の女性もやって来る…という謎だらけのスリラー。
ライアン・フィリップが良い。先が読めない作品で、最後まで難解だが不思議な余韻が残る。初見では難しいかも。

2010.11.09

L-9

タイムコップ

  • 公開:1994年
  • 時間:98分
  • 監督:ピーター・ハイアムズ
  • 出演:ジャン=クロード・ヴァン・ダム、ロン・シルヴァー、ミア・サラ、グロリア・ルーベン、ブルース・マッギル

ジャン=クロード・ヴァン・ダムでは珍しいのでは。本格タイムトラベル。
最初の場面にクライマックスで繋がるのが良いです。時間旅行はこうでないといけない。
グロリア・ルーベンはわりと脇役。ロン・シルヴァーはラスボスなのに小物感がたまらない。ピーター・ハイアムズによる手堅いエンタメであります。

2004.11.06 , 2006.01.07 , 2017.02.28

L-10

プロジェクト・アルマナック

  • 公開:2014年
  • 時間:106分
  • 監督:ディーン・イズラライト
  • 出演:ジョニー・ウェストン、ソフィア・ブラック=デリア、サム・ラーナー、アレン・エバンジェリスタ、バージニア・ガードナー

「バタフライ・エフェクト」と同様に、過去を好きなように変えると反動もあって収集がつかなくなっていく系の話。でもテクノロジー裏付けのところが凝っている。
仲良しグループがラフな感じでトラベルを興味津々で始めたら大変なことになる、という展開は鉄板。
旬をすぎた感のマイケル・ベイが製作という宣伝文句が逆にマイナスになっている気がしないでもない。とりあえず観てみることだ。タイムトラベルものは良いのだ。

2015.09.09