松本清張全集4

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松本清張全集4「黒い画集」を読んだ。

これは連作中短編。それぞれに関連性はないという作品集。昭和33年から35年にかけて週刊朝日で連載された。

収録作品は以下の通り。

・遭難
・坂道の家
・紐
・天城越え
・証言
・寒流
・凶器
・濁った陽
・草

「天城越え」のみサンデー毎日特別号から。
・・・というようなことが「『黒い画集』を終わって」というあとがきによるところ。

「坂道の家」「天城越え」「寒流」「草」が面白かった。面白かったと感じた作品は、動機を重視していたり特に事件が起こるわけでもなくストーリーが面白かったりしたもの。
逆に面白いわけではないものは、どれもアリバイトリックや凶器探しだったりして、そういう古典は好きではないため。

それらがごちゃまぜで連載されていたわけだから、松本清張がどちらでも書ける人だったのかもしれないが、結果的に動機へ傾斜していったことは非常に良かったと思った。

そうすねえ・・・「黒い画集」を全て読まなくてもいいから、いくつか面白いものを読んでみてもいいのじゃないでしょうか。

 

天城越え 天城越え
二宮和也 松本清張 田中美佐子

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