僕の大切な人と、そのクソガキ

「僕の大切な人と、そのクソガキ」を観た。

ジョン・C・ライリーと、マリサ・トメイ。あとCatherine Keenerとか。タイトルにあるクソガキ(原題「Cyrus」なのでタイトルロール)を演じたのがJonah Hillだが、誰なんだろう。

ジョン・C・ライリーはもろ中年で離婚して終わった感があるんだが、マリサ・トメイと出会ってマリサ・トメイも好いてくれるので本気になっていく。しかし障壁があってマリサ・トメイの息子。しかも息子は母の恋人に対して湿っぽい敵対心を見せてくるのだった…という話。

コメディなんだよなあ、これコメディか?と思いながら観てた。
話からしても演出からしても、コメディで持っていきたいのだろうけど、作りがコメディっぽくないのだ。カメラワークが顕著で、手ブレカメラでズームを繰り返す。あと音楽がほとんどない。これはどうみてもダンサー・イン・ザ・ダーク的な作りなのです。フローズン・リバー的というか。でも話はコメディなんだよなあ。

そのせいかジョン・C・ライリーがデビッド・モースっぽく見えてくる。ダンサー・イン・ザ・ダークももう一回観たくなってきたな…とか、この作品と関係ない感想すら覚える。

マリサ・トメイはさすがに40代後半だなあという貫禄で、数年前の「その土曜日、7時58分」が儚い感じである。

でもジョン・C・ライリーの珍しい主役作品だし、わりとジョン・C・ライリーの達者加減がもったいなく感じられるので、ファンなら観ていいのかもしれない。