評決

「評決」を観た。

ポール・ニューマン主演。シドニー・ルメット監督。共演はシャーロット・ランプリング、ジャック・ウォーデン(「ナイト・アンド・ザ・シティ」でボクシングのプロモーションを手伝う翁)など。

以前にも観たことある。面白かった記憶がある。今回もえらく面白かった。話はけっこう忘れていた。

飲んだくれの弁護士ポール・ニューマンは知り合い弁護士から簡単な仕事をまわしてもらう。医療ミスの訴訟で病院側が示談に応じそうな案件。うまくまとめれば1-2年は暮らせる。しかし証拠写真を撮ろうと病院に行ってもう回復の望みがない患者に向き合ううち、本当にこれでいいのかと自問自答しはじめ…という話。

最初のほう、ポール・ニューマンのアルコール依存ぷりが容赦なく、どうしようもないなと思う。そして簡単な示談をまとめるだけでしばらく食えるという話についても、確かに手数料収入を考えると示談金から計算して1-2年は食っていけるわけで、いやいや士業の恐ろしさを知るわけだ。

しかしポール・ニューマンが示談に応じない構えをみせて(依頼人からも怒られる)、信念を持ってすすめる裁判活動。しかし妨害も半端なくて勝ち目がなさそうになる終盤。そしてそこからの…

脚本も演出も実に良く出来た作品だ。1982年の作品で、もっと古い印象も感じさせるし取っ付きにくそうである。しかし面白いので一度観てみることをお薦めする。
ポール・ニューマンてアカデミー賞の主演に8回ノミネート、助演に1回ノミネート。そのうち1回を受賞という経歴なのか。恐ろしいな。

1982年(第55回)アカデミー賞
作品賞ノミネート
主演男優賞ノミネート(ポール・ニューマン)
助演男優賞ノミネート(ジェームズ・メイスン)
監督賞ノミネート(シドニー・ルメット)

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