ビッグ・ドライバー

ビッグ・ドライバー

「ビッグ・ドライバー」を観た。

Big Driver

原作スティーブン・キングである。どうもテレビムービーのようです。スティーブン・キングの作品のなかでも普通小説でもホラーでもないジャンル。サスペンスといえばサスペンスだが…

主演はマリア・ベロ。
マリア・ベロは「ER」第4シーズンでのレギュラーという、わりに「ER」の中でも早い時期に飛び入りスターポジションを獲得したものだが、その後は映画への出演志向が続き、脇役だったりしながらも芯がある。そんな立ち位置。もうそれなりの年齢だが頑張ってる人である。

さて本作ではマリア・ベロはある老婦人探偵シリーズというのを続けている作家という設定。定番シリーズ化しており、老婦人キャラたちが妄想的に自分のまわりに登場する、そういう作家。

それである日、講演に招かれて遠出する。帰りは別の道がよいですよと主催側の女性に教えられてそれに従うことにする。

そして帰りにとんでもない目に遭う…という話。

スティーブン・キングの作品に多いのではないかと思うのだが前半と後半がかなり違う。前半と後半というよりかは最初の30分くらいとその後がかなり違うという感じ。

最初の30分のストーリーテリングとか雰囲気づくりとか、ディティールがしっかりしてて惹き込まれる。ここはどの作品も達者だと思う。
しかしその後がまったく違うコンテンツといいますか、ええーこんなエグい展開かよーというくらい、驚いたものです。

まあ、あんまりお薦めできるものではない。
とんでもない目に遭ってからのリベンジが妄想もあいまってどこまで本当なのかわからなくなってる。あと最後の最後も。

どうも流行作家っぽい、コンセプトは割合おおまかに、熟練した感じで導入はえらく達者に、そして後半はめちゃくちゃ雑に筆がすべるっていうんですかね、どうも途中から面倒になったのかなと思うくらい観辛いものがありました。

マリア・ベロもなあ。なんでもやるんだねこの人は。