マジック・イン・ムーンライト

マジック・イン・ムーンライト

「マジック・イン・ムーンライト」を観た。

Magic in the Moonlight

ウディ・アレン監督作。コリン・ファース、エマ・ストーン、マーシャ・ゲイ・ハーデン、ジャッキー・ウィーヴァーなど。

正直なところウディ・アレン作品には食傷気味ではある。実は毎回作風は色々と変幻自在で魅力あるプロットを世に送ろうとしてるんだろうとは思う。そこはわかる。

でも、あまりに並っていうか、小粒感が強すぎると思う。題名聞いただけでは「どういう話だったっけ」となるものばかり。「マッチポイント」とかクリエイティブやキャストの芯がしっかりしてるものもあると思うのです。そういうのは覚えてるし。でも最近のニューヨークとかパリとかローマとかご当地ものって感じの作品群はどれも「何だったっけ…」となる。

本作は、マジシャンであるコリン・ファースが友人から相談を持ちかけられる。ある屋敷に出入りしている自称霊能力者のエマ・ストーンについて、何かトリックがあると思うのだが見破れないので力を貸してほしいと。
それでコリン・ファースは屋敷に赴くも、霊との会話とかホントにやってるっぽくて、トリックを見破れない。なのでどうも信じざるを得ないな…となっていく。

自称霊能力者のエマ・ストーンの側にいつも寄り添うマーシャ・ゲイ・ハーデンが割りと面白い演技をしている。が、それ以外はわりと普通。
ちゃんと最後まで観たので流れとかプロットとかストーリーラインも理解した。でもあえてこの物語という新規性といいますか、わざわざ何もないところに物語を生み出すのがこれですか、という気がしないでもない。

こういうの毎年量産するくらいなら、何年に一本とかのペースで練りに練ったものを繰り出すとか、どうなんだろうと思う。