誘拐の掟

誘拐の掟

「誘拐の掟」を観た。

A Walk Among the Tombstones

リーアム・ニーソン、ダン・スティーヴンス。ダン・スティーヴンスは「ザ・ゲスト」でこの人は誰だと思った人だ。出演が続いているのですね。
邦題はまるで東野圭吾の小説みたいである。実際に原作があって、ローレンス・ブロックという人の「獣たちの墓(A Walk Among the Tombstones)」ということだ。

しかしリーアム・ニーソンの出演作が多いな!
この前の「ラン・オールナイト」も今となってはどういう話だったっけ…というレベルなのだ。良いのかそれは。

リーアム・ニーソンは元刑事で、いま無免許で探偵やってて、そこに依頼が舞い込む。ダン・スティーヴンスの妻が誘拐されて金を支払ったのに戻ってこなかったので復讐したいという。
それと別にダン・スティーヴンスに紹介された人も誘拐されたばっかりでその交渉をするとか、また成り行きで知り合いになった少年が助手がわりを務めたり。

なんか探偵物語なのである。決して明るくはなく、でもノワールというほどでもない。ただ陰鬱で、進む方向に光はあるのか不明、といった雰囲気。だいたいはリーアム・ニーソンの辛気臭い表情に依存していると思う。

リーアム・ニーソンって何故か(「96時間」の成功がホントに大きいと思うんだが)今は落ちぶれてパッとしないけどマーシャルアーツとか超強くて人格者で、みたいな役が多い。多すぎると思う。
本作でももっと悪人なのかもしれないが、「悪いことできない根は善人」というキャラクターが作品をぶれさせていたように思った。

全体的に悪くはないんですが…どうも好きになれないアウトロー映画という感想。