スリーピング ビューティー/禁断の悦び

スリーピング ビューティー/禁断の悦び

「スリーピング ビューティー/禁断の悦び」を観た。

Sleeping Beauty

エミリー・ブラウニング主演の2011年の作品。ほんの2箇所、ちらっとサラ・スヌークも出演している。

原題も「Sleeping Beauty」でわりと直球だ。何が禁断の悦びなのかは途中までわからない。とんでもないインモラルな体当たり映画なのだろうかと思ったが、ぜんぜんそうでもなかった。

エミリー・ブラウニングは仕事しながら大学に通う学生。ある日、半端なく時給のよい給仕のアルバイトを得た。それがきっかけで裸で眠るだけの簡単なお仕事をゲットしたものの…という話。

なんだそれは。

睡眠薬を飲まされて、裸でしばらく寝てるのが仕事。寝てる間に何があったのかはわからない。体を傷つけられることもないし、セックスもない。めちゃくちゃ報酬はいい。
そんな仕事。仕事か?

観客は寝てる間に何があったのか知っている。よくわからない老人的な富豪的な人たちが裸で寝るエミリー・ブラウニングと添い寝したりするのだ。きもーい。そんな声が全世界から聞こえてきそうなコンセプトだ。いったいどういう妄想の果てにそんな映画を作ろうとするのですか。なんでも川端康成の作品が原作らしい。

いったい何なんだという不思議世界だが、ある日目覚めたら横で爺が死んでて泣き崩れるのであった…というところで終わる。
よくわからない。

エミリー・ブラウニングはいまひとつ主役の格が与えられない残念なランクに居ると思う。子供っぽいルックスで本作のような妖しい路線というのがそんなメジャー作品にないからだろう。いったいどこへ向かおうとしているのだろうか。