それでも、やっぱりパパが好き!

それでも、やっぱりパパが好き!

「それでも、やっぱりパパが好き!」を観た。

Infinitely Polar Bear

モンスターVSエイリアン」「ROCKER 40歳のロック☆デビュー」で脚本を担当したMaya Forbesによる初監督作である。自身の家族をモチーフとしているようだ。
マーク・ラファロ、ゾーイ・サルダナが出演。長女役を演じるImogene Wolodarskyは、Maya Forbesの実娘らしい。J・J・エイブラムスも製作総指揮に名を連ねる。

双極性障害(躁うつ病)であるマーク・ラファロと、その妻ゾーイ・サルダナ。そして二人の娘。マーク・ラファロは調子いいときは子供想いの良きパパであるが、それじゃ生活どうすんだとなってゾーイ・サルダナはMBA取得を目指して大学院へ行くことにし、子供をマーク・ラファロに預ける。第三者からするととても危ない橋を渡るようでもあるが、家族が生き抜くためにはそれしかない。マーク・ラファロは自身のコントロールも覚束ないうえに子供たちの面倒を見るのに必死。
月日は流れてゾーイ・サルダナはMBA取得。有利な就職先はニューヨークにしかない。子供を連れていくか迷ったが…という話。

面白かったと思います。テーマが躁うつ病だから本当はこんなもんじゃない地獄がそこにあるのかもしれないが、マーク・ラファロが本当に良いです。ゾーイ・サルダナは相変わらず細い。細いというか薄い。大丈夫かあれは。
しかし監督の実娘、Imogene Wolodarskyがえらく達者でしたね。最初から最後まで達者で、とくに最後なんて本当に良かった。

マーク・ラファロに集まってくる作品群たるや大したものだと思う。
前年に「はじまりのうた」、同年に「フォックスキャッチャー」でアカデミー助演男優賞ノミネートである。この次の年に「スポットライト 世紀のスクープ」で二年連続でノミネート。マーク・ラファロならではの役がまわってくるわけでもなく、何でもこなすという印象だ。やたら作品にリアルっぽさを付与してくれる役者である。ハルク役でマーベルものに出演が続くが、これはやめておいたほうがいいのでは…と思うがどうなんだろう。