グローリー/明日への行進

グローリー/明日への行進

「グローリー/明日への行進」を観た。

Selma

キング牧師の話。キング牧師を演じるのはデヴィッド・オイェロウォで、「アウトロー」以降は「大統領の執事の涙」「インターステラー」「アメリカン・ドリーマー 理想の代償」と快進撃だ。本作でも各賞でノミネート、受賞。
また、ジョンソン大統領をトム・ウィルキンソン、強烈なウォレス知事をティム・ロスが演じる。ほかにジョヴァンニ・リビシ、アレッサンドロ・ニヴォラ、コモン、キューバ・グッディング・ジュニア、オプラ・ウィンフリー、マーティン・シーンらが出演。実に手堅いキャスティング。

キング牧師が「I have a dream」の演説の後、ノーベル平和賞を受賞したあたりから物語は始まって1965年に起きたアラバマ州セルマで行った行進をメインエピソードにしている。そういえばキング牧師の映画って今まであったっけ…と思ってたら、町山智浩氏によるズバリの解説がありましたね。

町山智浩 キング牧師を描く映画『グローリー/明日への行進』を語る

(町山智浩)はい。ところがこの人、死後40何年もたって、この事件から50年たっているにもかかわらず、1度もこの人を主役にした映画が作られてこなかったんですよ。
(町山智浩)実はこのキング牧師の映画がなかなかいままで作られなかった理由っていうのはそこにもあるんですよ。っていうのは、キング牧師の演説っていうのは、全部そのキング牧師の遺族が著作権を管理してるんですよ。
(町山智浩)そうじゃないと、いつまでたっても映画ができないから。いま、作らなきゃいけないのよ!ってことで。で、彼女は全部類語辞典を引きながら、キング牧師の演説を全部類語に変えていったんですよ。

そうだったのか、知らなかった。

血の日曜日事件 (1965年) Wikipedia

まだ、たった50年前のことである。ほんとにミシシッピはバーニングするわ、この人種差別はアメリカの恥でしかないな。いったいどういう国なんだ。

主題歌は出演もしているコモンの「Glory」である。原題の「Selma」より邦題にグローリーが選ばれたのはここからだろう。これは良い曲だ。つうか色んなところで聞いていたがこの映画の主題歌だったのだね。

見応えあった。
これからキング牧師の映画も徐々に作られ始めるかもしれないね。

2014年(第87回)アカデミー賞
作品賞ノミネート

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