バレット・オブ・ラヴ

バレット・オブ・ラヴ

「バレット・オブ・ラヴ」を観た。

The Necessary Death of Charlie Countryman

原題は全然違う「The Necessary Death of Charlie Countryman」である。だいたいこういう系のタイトルのときは、思いっきり面白いか思いっきりはずすか、どちらかだ。本作はかなりはずしているほうだ。痛いというか。

シャイア・ラブーフ、エヴァン・レイチェル・ウッド、マッツ・ミケルセン、メリッサ・レオなど。凄くいいキャストじゃないですか。期待度があがるのに、もったいないものだ。

シャイア・ラブーフがそもそも変わった力をもっていることから起こる、意味不明な巻き込まれ映画である。母親のメリッサ・レオの生命維持装置をはずして看取ったシャイア・ラブーフの前に、なぜか死んだはずのメリッサ・レオが現れる。シャイア・ラブーフは死んだ人の姿がみえるのだ。それで母親に「ブカレストに行きなさい」と言われる。
それですぐにブカレストに向かうのだが、途中の飛行機で隣席になったおじさんが死に、そのおじさんに娘への頼みごとをされ、その娘がエヴァン・レイチェル・ウッドで一目惚れしてしまい、彼女を追い掛け回すとその背後に不穏なマッツ・ミケルセンがいて、ボコボコにされるんだけど純愛一直線、みたいな話。

どういう話だ。
意味も無く強制的に巻き込まれ映画に仕立てた上に、中盤からはバカンスムービー的な要素も入れ、全体的に走り抜ける若者映画ぽい仕上がりです。愛こそはすべて的な。

そういうのはそういうので良いんだけど、本作はエヴァン・レイチェル・ウッドの本心がいまいち伝わらないのと、シャイア・ラブーフの本気度が伝わってこないのが致命的なんですかね。どちらも本当にそう思ってやってるのか、などの動機がいまいち。
なによりエヴァン・レイチェル・ウッドの男装の麗人的な雰囲気はなんですかいったい。なんであんな見た目になってしまうのか、本当に謎だ。これはまさか男性だったってオチじゃないだろうなと途中で勘ぐってしまった。

キャストは非常に良いと思うんだが、もったいない。