ナイト・アンド・ザ・シティ

ナイト・アンド・ザ・シティ

「ナイト・アンド・ザ・シティ」を観た。

Night and the City

以前にも何度か観てる映画。発表当時はまだロバート・デ・ニーロにも勢いが感じられた頃です。ファンとしては「なんか出演ペースが早まってるなあ。でも一作一作が雑だし、荒れてる感じだなあ。なんでだろうなあ」と戸惑っていた頃。「レナードの朝」「ケープ・フィアー」などのノミネートから、1995年の「ヒート」という最後の輝きまで、壮年のロバート・デ・ニーロの最後を看取る気持ちである。

今回はデジタル・リマスター版を観たのだが、本当かよと言いたくなるくらいに画質が悪いと思った。いったいどういう保存状態なんだろうか。
DVD画質とBD画質には明らかに差があることはわかっている。でも映画というコンテンツは画質の綺麗さに面白さが比例しない。観始めると画質の粗さはたいして気にならないのが映画だと思う。

しかし、本作の画質のひどさは相当のものだった。よくこれを売るなという感じ。

内容は、あまり覚えていないところもあった。まあロバート・デ・ニーロのいい加減なデタラメな行動が悪い結果をむかえていて、その様子はあまり同情できない。営業許可証を偽造してどうすんのよと思う。ボクシング興行は本当にやりたかったことなのか。あの短い準備期間でこれだけの段取りはそもそも無理じゃないのかとか。

数万とか数十万のお金を工面することも出来ない男が、なんでボクシング興行をやるんだと思う。

ジェシカ・ラングがヒロインです。本作当時、まだ40代前半。若々しい。とはいっても全体的に高齢化な作品だ。
この作品はリメイクなんだが、どうしてこの脚本をやろうかとしたのか、と思えるものだ。このリメイク自体が主人公のデタラメな行動を表現してはいないか。とメタな感想すら抱く。そういえば「ミストレス」なんて映画もあったね(海外ドラマではない)。あれもVHSでは何度か観たが、DVD化されてないよなあ。

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