バトルスティール

バトルスティール

「バトルスティール」を観た。

Swap

トム・サイズモアが出演しているSF…といえばいいのか、微妙なジャンル。DVDジャケットはいかにも「パシフィック・リム」風味である。ロボットで戦う僕たちの戦争、といった感じのSFスペクタクルだろうか?と想像させてくれる。もちろん、トム・サイズモア出演の映画は地雷ばっかりなので本作もしっかり地雷である。

共演にミッキー・ロークがいた。最初はミッキー・ロークとは思わず、まさかミッキー・ロークじゃないよな…と思っていたら果たしてそうなので驚いた。

話のほうは結構勢いのある導入から始まるのだ。ある銃乱射無差別殺人が起きて、政治家も巻き込まれる。犯人は拘束されて取り調べをうけるが、自殺する。その事件を追う刑事が主人公。あれ、ロボットは?となるが、そのまま(どうも近未来っぽい世界で)刑事ものが続く。

早々にカラクリが判明するのだが、トム・サイズモア率いる軍需産業みたいな企業があって、そこが人の意識にダイブできる発明をした。ターゲットの意識に乗り込み、好き放題できる。乗っ取られた対象はその間記憶がない。
これを悪用というか利用して、要人暗殺などやりたい放題なのだ。これは凄い兵器だろうというトム・サイズモア。

何だそれはと思いながらも、トム・サイズモアは空母みたいなところで演説して、そこに刑事がトム・サイズモアの意識の中にダイブして暴露発言をして事の真相を明らかにしようとするのだ。

なるほどなあ、低予算臭はぷんぷんするものの、まあサスペンスの類でしたね。主演の刑事は誰なんだ感が半端ないものの、わりと頑張ってたじゃないですか。
そういえばロボットは?

ロボットはどうしたんだろうと思ってたら、ラストになって唐突にロボット出現。人間より少しデカい感じで、まあターミネーター風です。ああ、パシフィック・リムのサイズではないのだね。それでそのロボットは暴露された企業が最後の手段で主人公を抹殺するべく起動するのです。なんだそれは。
せめて銃アクションじゃないのですかね、そこは。

終わってみると、半端ないチグハグ感が襲ってくる。
さっきまでのサスペンスは何だったんだという。トム・サイズモアの出演作は地雷ばっかりだが、こんなとんでもない方向からボールが飛んでくるのも珍しいなと思った。

まあ、これは観なくていいよなあ。「パシフィック・リム」も微妙だが、まだそっちのほうがいいでしょうね。

あわせて読みたい