アンダー・ザ・スキン 種の捕食

アンダー・ザ・スキン 種の捕食

「アンダー・ザ・スキン 種の捕食」を観た。

Under the Skin

スカーレット・ヨハンソンが脱いだということが話題になってた映画。そういう話題が先行したら観にくくなるじゃないかという気がするんだがそのあたりどうなんだろう。

全体的に謎な雰囲気で覆い尽くす系の作品だ。難解というほどでもなく、かなり低予算臭がする。しかしスカーレット・ヨハンソンが主演した2013年の作品なのである。

寂しい田舎町にスカーレット・ヨハンソンがいて、そのへんを歩いてる男に声をかけていく。ほいほいついてきた男は謎の民家のなかで真っ黒なプールみたいなのに囚われてしまい皮だけになる。
スカーレット・ヨハンソンはエイリアンで、人類を捕食するのが目的なのだろうということはわかる。見かけはスカーレット・ヨハンソンですが中身は人間じゃないので倫理的にまったく予想できない。浜辺で赤ん坊が置き去りにされてても視界にも入っていないようだし、自分の体を不思議そうにしげしげと観察する。

やがて乱暴な男の手にかかりそうになって逃げるも、火をつけられておしまい。

なんという話だ。
しかし鑑賞後は実に不思議な気持ちで充足するのだ。小粒ではあるが佳作。

スカーレット・ヨハンソンの挑戦であったのは確かだろう。脱いだとか話題になってるが一皮むけたどころか脱ぎすぎて中からエイリアンの黒い姿が出てきて火をつけられるなんてなんかメタファーだ。

しかし車でうろついて男をひっかけるなんて、なんてローテクなんだろう。
あの浜辺で置き去りにされた赤ん坊はどうなったのか…心が痛む。