メタボラ

メタボラ

桐野夏生「メタボラ」を読んだ。

いや面白かった。
最後のほう、あれ?って感じにもなったけど、それでも全編夢中になって読んだ。

沖縄で記憶喪失で覚醒した青年が主人公で、一文無しの状態から住み込みの仕事とか経て、それで自分の居場所を少しずつ作り上げていくのだが、ある時記憶が蘇って。
主人公と親友になる友人の物語も同時に進む。

なんというか読み終わってみると、友人の物語は必要だったかなあと思わないでもない。が、なにしろ圧倒的な筆力だ。うまく説明しようがないが、あの文章力は一体なんだろう。読み始めたら止まらないというかとにかくドーンという奴だ。
なんだそれは。

桐野夏生の本はもっと読んでみるべきかもしれないなあ。