スポットライト 世紀のスクープ

スポットライト 世紀のスクープ

「スポットライト 世紀のスクープ」を観た。

Spotlight

複数の司祭による少年への性的虐待を暴こうとした新聞紙の調査班の物語。
出演はマーク・ラファロ、マイケル・キートン、レイチェル・マクアダムス、リーヴ・シュレイバー、スタンリー・トゥッチ、ビリー・クラダップなど。

アカデミー賞の作品賞・脚本賞を受賞し、マーク・ラファロに助演男優賞ノミネート、そしてなんとレイチェル・マクアダムスに助演女優賞ノミネートをもたらした。
題材が題材だけに実に本格的。まるでドキュメンタリを観てるかのような構成・質感。迫力や雰囲気はたっぷりあった。

ただ、作品が面白かったのかというと微妙ではあった。いわゆるスキャンダルが、かなり大規模に起こっていたことを暴いたわけで、世のタブーに思いっきり切り込むものではある。でもそのプロセスに何か革新的なものがあったかというとそうでもない。あと驚きの展開とか演出があったかというとそうでもない。素材はそれなりに、コックがかなり手際よく仕上げたという印象である。悪く言えばアカデミー作品賞を狙いに行ったかのような。

レイチェル・マクアダムスはアカデミー賞か?というと、微妙ではある。ただ、「TRUE DETECTIVE/ロサンゼルス」とあわせて、なんて旬なんだろうというか強運を引き寄せるんだろうと思う。

マーク・ラファロもまたノミネートなのか。こちらは実力の賜物なんだろうけど、話題作が続くことは凄いと思う。

2015年(第88回アカデミー賞)
作品賞受賞
助演男優賞ノミネート(マーク・ラファロ)
助演女優賞ノミネート(レイチェル・マクアダムス)
監督賞ノミネート(トム・マッカーシー)
脚本賞受賞