シモンの空

シモンの空

「シモンの空」を観た。

L'enfant d'en haut

レア・セドゥと少年の姉弟が主演。というか少年のほうが主演。レア・セドゥは「マリー・アントワネットに別れをつげて」が強烈だった。本作はジャケット写真からしてそれを超える衝撃がはたして、というところだと思った。実際には何も衝撃的ではなかった。ひとつあるとすれば、この姉弟の秘密であろう。

少年はスイスのスキーリゾートにて盗みを働いて生計をたてている。その金で姉のレア・セドゥは男遊びして朝帰りしたり飲んだくれて酔いつぶれたりしている。どうしようもない底辺。少年よく非行に走らないなあ。いや盗んでばかりいるけど。それでも姉を介抱して健気なのだ。

そのままずーっと淡々と盗みを繰り返して話は進み、え、そうだったの!という秘密があり、それで終わる。

なんだこれは。

レア・セドゥに何かもうちょいあるかと思いました。正直そこを期待してた。でも少年のひたすら健気な軽犯罪をみてるだけで、いったいこの世界のどこに救いがあるんだろうと嫌気がさしたというところです。

あんなにドカドカとスキー板がなくなったりしたら大騒ぎだと思うんだが…