追撃者

追撃者

「追撃者」を観た。

Beyond the Reach

といってもスタローン主演作ではなく、2014年のマイケル・ダグラス主演の作品。
同じく主演にジェレミー・アーヴァインという人で、この俳優は過去に「戦火の馬」「17歳のエンディングノート」に出演しており、本作と同年に「レイルウェイ 運命の旅路」にてコリン・ファースの若い頃を演じて印象的な演技を披露した。
この二人しかほとんど出てこない作品。最初と最後にジェレミー・アーヴァインの恋人役でHanna Mangan Lawrenceが出ていたりする。

ジェレミー・アーヴァインは砂漠のガイドをやっていて、マイケル・ダグラスの依頼でハンティングガイドを引き受ける。砂漠で何を狩るんだろうと思うが、野生の動物はいる。マイケル・ダグラスは金持ちで特注のゴージャスな車を運転して砂漠で狩りを楽しむべくやってきたのだ。

ジェレミー・アーヴァインは恋人に出ていかれて将来もそんなに明るくなく、それと対比的な金持ちマイケル・ダグラスとは何となく気があわない。そんななか、マイケル・ダグラスが獲物だと思って反射的に撃った相手が人間(砂漠に暮らす変わった男)で、死んでしまった。事態を収集させるべく通報などアクション起こそうとしたジェレミー・アーヴァインに対して、マイケル・ダグラスは彼を殺そうと考えて…という話。

サスペンスっぽく作ってある。ジェレミー・アーヴァインが下着一枚で灼熱の砂漠のなかを死にそうな状態で歩き続けるのだが、マイケル・ダグラスは目撃証人をさっさと始末せずにまるでゲームを楽しむかのように若者を彷徨させるのだ。この動機っていうか異常性をフィーチャーしたかったのだろうが… どうもマイケル・ダグラスが嫌な奴だなあというくらいでそんなに効果的でもなかったのは気のせいだろうか。

ジェレミー・アーヴァインが砂漠のガイドよろしく、そこにあるモノを活用して生き残る逃亡と反撃を繰り出す。ダイ・ハード的だ。クライマックスで、マイケル・ダグラスの油断しまくりの状態に必死に行動するジェレミー・アーヴァインは面白かった。感情移入できた。最後の最後でHanna Mangan Lawrenceのエピソードは蛇足じゃないのかなあ。

全体的には何でこんな作品を作ってんだろうという…なんていうのか、暇だなあとかネタが無いのかなとか考えながら観てしまう作品ではある。が、ジェレミー・アーヴァインの今後に期待ということで。