ロボコップ

ロボコップ

「ロボコップ」を観た。

RoboCop

リブートである。元になる1987年のポール・バーホーベンによる「ロボコップ」は好きな映画。何度も観てる。中学生だか高校生のときにレンタルビデオで観て(同時期に「ダイ・ハード」も)、映画好きになるきっかけとなった作品の一つだ。続編の2は映画館で観た。3はアレだった。

元作品が好きなので厳しめに観てるのは否めないし、なおかつ期待値も高かったのだろうと思う。でも、やはり本作は元作品に比べて非常に劣っていたと感じた。
全体の演出とか世界観もそうだし、何より脚本だ。CGは格段に進化しているが。

ロボコップになるまでのプロセスが、元作品では優れていると思うのですね。ピーター・ウェラーが謎の廃工場に誘導されてしまい、悪い奴らに射殺されるところが悲壮感あふれてて、そこからロボコップとして起動するまでに至る、HUDを介して観察される技術者たち。

あと家族に会えない事情とか、オムニ社に逆らえないとか、逆らえないのを最後どうにかするとか。もう脚本が良く出来てると思うのです。

それに対して本作は、ディテールはやたら凝っている。陰謀で自動車爆発してそこからロボコップに生まれ変わっていく際の体の損傷とか、変わり果てた自分の姿とか。
細かいところは細かく仕事するんだが、全体的な世界観がしっかりしてない。オムニ社率いるマイケル・キートンの欲望というか陰謀の根拠がはっきりしてない。元作品では警察はオムニ社の傘下で、ストライキを始めるであるとか、なんかロボコップ登場前夜というちゃんとした世界が確立されていたのです。

本作はもちろんCGクオリティの高さは素晴らしいものがあり、スピード感もそれなりのものです。
だが全体クオリティとしては元作品をお薦めする。そちらを観てから本作を観たほうがいいと思う。

 
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