マイ・ファニー・レディ

マイ・ファニー・レディ

「マイ・ファニー・レディ」を観た。

She's Funny That Way

脚本監督はピーター・ボグダノヴィッチで、この人は1973年の「ペーパー・ムーン」が有名であろう。ライアン・オニール、テイタム・オニールの親子共演でテイタム・オニールが史上最年少で助演女優賞を獲得。一度観たことあるが良作だった。ちなみにテイタム・オニールも「マイ・ファニー・レディ」にカメオ出演している。

主演はオーウェン・ウィルソン。共演にイモージェン・プーツ、キャスリン・ハーン、リス・エヴァンス、そしてジェニファー・アニストン。この監督だからなのか、他にもぞろぞろ出てくる。シビル・シェパードやイレーナ・ダグラス、ルーシー・パンチ、そしてマイケル・シャノンとクエンティン・タランティーノ。

話のほうはイモージェン・プーツが女優としてインタビューを受けていて、過去にコールガールだったことを質問されても平気で、そこから当時の模様というやつでイモージェン・プーツがチャンスを掴むまでの話が並行して描かれる。

オーウェン・ウィルソンが舞台演出家で、高級コールガールであるイモージェン・プーツを呼んで楽しんで、それでイモージェン・プーツを純粋に応援する意味で大金を渡した。イモージェン・プーツは女優になる夢を叶えるべくコールガールを辞めてオーディションを受ける。オーディション会場に行ったらオーウェン・ウィルソンがいてお互い混乱するも、イモージェン・プーツは女優としての素質をオーディションで共演者から認められ、舞台に参加することになった。…という話。

観ててこれウディ・アレンの作品なのかなあと思うほど、クラシックな香りを感じたのである。調べたら「ペーパー・ムーン」の監督かよということでもう40年以上も前のことだ。
別に古臭いということもなくって、わりと脚本はウェルメイドの類なのです。わりと面白い。こねくり回し系の一つなんだろうけど、わりと面白い。地味だけど。という作品。

イモージェン・プーツに魅力がないっていうのが勿体無いところ。オーウェン・ウィルソンはもう得意ジャンルとばかり溌剌とジタバタするのです。共演のリス・エヴァンスがいらんことばっかりしてくるのがまた良い。

最後のクエンティン・タランティーノは不要だよなあ…こんなことやってないで、以前のスタイルで作品をつくり続けるべきだと思うんだがそのあたりどうなんだろう。

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