誰でもない女

誰でもない女

「誰でもない女」を観た。

Zwei Leben

英題は「Two Lives」であり、ベルリンの壁とか東西ドイツ問題が絡むとだいたいピンと来る感じ。なんとなく残留孤児をテーマにしたような作品かなあと。
少し違った。主人公の中年女性は夫と娘がいて年老いた母もいる。そんなところへある弁護士がやってくる。東西ドイツ問題で生後母娘を引き離されて再会できた人に証言をお願いしてるのだと。
この中年女性は生まれて間もなく母と別れレーベンスボルン(生命の泉)で育てられたのだ。成人して亡命し母と再会。それで今はノルウェーに住んでいるというわけ。しかし証言をお願いされてから、この中年女性は不審な行動をはじめ…という話。

不審な行動から明らかに「入れ替わり」なのだろうなと思った。この映画はサスペンスドラマなのでしょうが、中年女性が最後にどのような道を選ぶかという点で重厚な人間ドラマになっていたと思います。これをアクションぽく仕立ててしまったら「ソルト」のようになってしまうのです。いや「ソルト」もあれはあれで良いものだが…

ただいかんせん地味だと思いました。ハリウッドでリメイクを…といってもアメリカでは意味がないのか。ノルウェー、ドイツといった映画であまり馴染みのないところがクローズアップされていました。あと生命の泉とか。

邦題は何のこっちゃだ。まんまと作戦にのってしまった感。

 
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