ザ・コンサルタント

「ザ・コンサルタント」を観た。

ベン・アフレック主演。共演はアナ・ケンドリック、J・K・シモンズ、ジョン・リスゴーなど。
監督はギャヴィン・オコナーという人で、同年にナタリー・ポートマン主演の「ジェーン」も発表している。

邦題からは良くわからないが、原題は「The Accountant」で、ベン・アフレックは会計士。本来は街のしがない会計士なんだが(しがない会計士ってこともないが、個人事業主とかを相手に商売しているクラスタの人だ)、しかし実は裏の顔は巨大闇企業を相手にビジネスしてる凄腕会計士で、なおかつ格闘のエキスパートで、みたいな設定。

なんだそれはという話だが、アクション映画として楽しめればそれはそれでありだ。

しかし、本作はそこに妙な味付けをしている。
ベン・アフレックは自閉症で、人とのコミュニケーションを避けるし食事など自己の決められたルールに沿う必要があったりする。この生活を維持するのは大変だろうなと思える日常が序盤で描かれる。
そして何でベン・アフレックが超強いのという理由については、自閉症のベン・アフレックを何とかしようと父親が厳しく仕込んだからという少年時代のエピソードが挿入されたりする。シラットという格闘技を習得するのだ。
あと、闇会計士としてうまく立ち回れる理由にベン・アフレックを陰でサポートする女性の存在がある。これは誰なんだというのも終盤にわかるのだが、まあこれは予想通り。
ベン・アフレックは父親に厳しく鍛えられたうえに、組織的なサポートもあり、実は前線で戦う超強い戦士として存在するのだなとわかる。

でも、自閉症の子供をシラットを仕込んで矯正するみたいな流れのところでは非常に違和感があった。こんな風に描いて大丈夫なのかよと思った。なんか自閉症を格闘技で治療しているみたいに見える。そういうつもりじゃないのかもしれないが、そう誤解されてもしょうがないような流れになっていた。

そこだけが何だか惜しい感じ。
でもシリーズ化されそうな予感があった。