タブロイド

タブロイド

「タブロイド」を観た。

なかなかの力作だと思った。冗長なところもあるけど演出が良い。
エクアドルが舞台。エクアドルってどこなんだ?俺は恥ずかしながらエクアドルの場所なんて意識しないで生きてきたよ。
(エクアドルは南米)

子供ばかりが狙われる連続殺人が発生していて、犯人は「モンスター」と呼ばれていた。
最近「モンスター」の犠牲になった子供の兄弟を取材するために葬式にやってきたジョン・レグイザモ。でもその子供は走っていて車に飛び出してしかも打ち所が悪くて死んでしまう。なんかモンスターへの怒りが葬式の人々に溜め込まれてたのか、車を運転してた男がリンチされてしまうのです。

なんとか死なないで済んだ男は、刑務所からジョン・レグイザモに助けを求める。それで見返りに「モンスター」の情報を提供するというのだが…という話。

ストーリーも嫌いじゃない。雰囲気も悪くない。
アルフォンソ・キュアロンが製作なのか。そうかそうか。ジョン・レグイザモは相変わらずチンピラだなあ。こういう役にぴったりだな。

 
冒頭の、リンチのシーンがちょっと凄まじい。ガソリンかけて火をつけてたしなあ…絶対にエクアドルには行きたくないな。

話は、そのリンチされた男がジョン・レグイザモに助けを求め、「モンスター」についてやたら詳しい情報を提供するので、ジョン・レグイザモが「こいつが『モンスター』なのではないか?」と疑いだすところが焦点になっている。

最後は白黒はっきりさせてない。リドル・ストーリーとも取れる。(そもそもDVDには別バージョンのエンディングが納められているし)
しかし、どう見たって、あの男が「モンスター」なのだろう。一番最後の、あの丘の上の廃屋が映されるところ、実に決まってるじゃないですか。映画はこうでなくてはいけない。

難点をつけるとすれば、どうして最初の葬式のあそこに「モンスター」がいるのよってところだが。
都合がいいにもほどがある。

 
「モンスター」役の男の人、いろんな賞を獲得してるようです。
そうだろうなあ、達者だったものなあ。